オーストラリアで、公共の公衆電話を活用した新しい屋外ゲーム「Payphone Tag」が注目を集めている。20世紀に全国に整備された公衆電話網は、21世紀にスマートフォンが普及したことでほとんど使われなくなった。しかしオーストラリアでは、そのインフラを無駄にすることなく、斬新な方法で再活用している。
公衆電話網を運営するテルストラは、公衆電話の利用を無料化すると同時に、各ブースを無料Wi-Fiスポットとして提供するという、珍しい取り組みを実施した。この取り組みを活用した「Payphone Tag」は、プレイヤーにオーストラリア全土の公衆電話の位置を示すマップを提供し、実際に足を運んで電話をかけるというゲームだ。
電話をかけると専用のPINコードを入力するよう求められ、入力するとその公衆電話ブースが自分の占領地となり、ゲームのマップ上に反映される仕組みだ。占領する公衆電話の数が増えるほどスコアが上がり、隣接するブースを三角形状に占領するとボーナスポイントが獲得できる。
オーストラリア全土で展開されるゲームマップ
「Payphone Tag」は、シドニーやメルボルンなどの大都市を中心にプレイヤーが多く集まっているが、地方都市や小さな町でもまだ占領されていない公衆電話が多数存在する。そのため、新たなプレイヤーにとっては、まだ誰にも占領されていないエリアを発見し、自分の領土にするチャンスが広がっている。
誰でも参加可能なオープンなゲーム
このゲームはオーストラリア在住者だけでなく、世界中の anyone が参加できる。ゲームの仕組みやマップを確認したい場合は、公式サイトからアクセス可能だ。公衆電話のある場所に実際に赴き、電話をかけるというアナログな体験と、デジタルなゲーム要素が融合した斬新なエンターテイメントとして、幅広い層から注目を集めている。