米サンフランシスコの名所、パレス・オブ・ファイン・アーツで開催された「ドリームネクスト2026」テックサミット。同社のロボット掃除機ブランド「ドリーム」による大規模な発表イベントには、数百人のインフルエンサー、メディア関係者、そしてセレブが集まった。

しかし、この4日間にわたるイベントの目玉は、実際に発売される製品よりも「ヴェイパーウェア(実現の可能性が低い発表)」に重きが置かれていた。同社は掃除機にとどまらず、スマートフォン、スマートリング、スマートカー、さらには猫にとっても不気味なほどのロボットアームまで、AIを活用した「未来の暮らし」を提案した。

会場には、かつてアップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏も姿を見せたが、同氏は「Cリスト級のセレブ」と称されるなど、招待客の顔ぶれにも注目が集まった。

同社は中国発のロボット掃除機メーカーとして知られ、今回のイベントでは「アメリカ市場への本格参入」と「より広大なエコシステムの構築」を掲げた。しかし、実際に販売される製品は限られており、多くの発表は「未来の構想」にとどまった。

同社の狙いは、単なる掃除機メーカーから「AIを活用した生活革命をリードする企業」への変貌をアピールすることにあった。しかし、その野心的なビジョンが、実際の製品とどれだけ結びつくのかは、今後の展開を見守る必要がある。

出典: The Verge