米国の気象観測機器メーカー、アキュライト(AcuRite)は、5月30日から全ての機器を新しい専用アプリ「AcuRite Now」で制御することを顧客に義務付けると発表した。これにより、長年愛用してきた顧客から不満の声が上がっている。
同社は、気象ステーションや室内温度計、雨量計などを販売しており、先月(4月)から顧客に対してメールで通知を開始。新アプリを通じて機器を制御するよう求めている。同社は2025年6月に新しい気象ステーション「AcuRite Optimus」の制御用に「AcuRite Now」をリリースしたが、従来の「My AcuRite」アプリ(2016年発売)を引き続き使用することができた。
しかし、5月30日以降は「My AcuRite」が廃止され、事実上「AcuRite Now」が唯一の公式アプリとなる。現在、同社のウェブサイトでは「My AcuRite」のページに廃止に関する案内が掲載されている。
顧客からの反発と懸念
この突然の方針転換に対し、顧客からは「機器が使えなくなるのではないか」「データの移行方法が不明確だ」といった不安の声が寄せられている。特に、長年同社製品を使用してきたユーザーからは、使い慣れたインターフェースの変更に対する戸惑いが見られる。
「突然のアプリ移行で、自宅の気象データが取得できなくなるのではと不安だ」
(顧客のコメントを要約)
アキュライト側は、新アプリへの移行を促す一方で、サポート体制の強化や移行ガイドの提供を表明しているが、具体的な対応策については明らかになっていない。
出典:
Ars Technica