EFLチャンピオンシップのプレーオフが佳境に入る中、サウサンプトンとミドルズブラの対戦は、他の試合とは一線を画す波乱の展開となっている。
まず、ハル・シティがミルウォールを2試合合計2-0で下し、決勝進出を決めた。一見すると順当な結果だが、その一方で、サウサンプトンとミドルズブラの対戦は、結果以上に注目を集めている。
公式記録上では、サウサンプトンは1stレグを無得点で終えたものの、2ndレグで2-1で勝利し、決勝進出を決めた。しかし、この勝利は、試合前日の木曜日に行われたミドルズブラの練習を無断で視察していたサウサンプトンの分析官の行為により、その正当性が揺らいでいる。
サッカーにおけるスパイ行為は、その効果が限定的なため、一般的に軽微な違反と見なされることが多い。米国のNFLのように、試合戦略全体を左右するプレイブックの盗み見とは異なり、サッカーではセットプレーのルーティンやスターティングメンバー、フォーメーションの把握が主な目的となる。しかし、チャンピオンシップのプレーオフ決勝は「サッカーで最も価値の高い試合」とも呼ばれ、そのわずかな優位性が勝敗を分ける可能性がある。そのため、こうした行為が重大な問題となり得るのだ。
現在、サッカー界ではスパイ行為に対する明確なルールが存在しないが、リーグ側はこの問題を重く受け止め、調査を開始している。サウサンプトンの決勝進出が取り消される可能性も否定できない状況だ。
出典:
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