医療分野のAI活用に関する議論が、過熱した期待から現実的な視点へと移行しつつある。先週、AP通信のスタイルガイドが「health care」を「healthcare」と一語で表記するよう改定したことが、この流れを象徴している。

STATのニュースレター「AI Prognosis」編集部は、表記の変更に伴い「health care」と「healthcare」のどちらを使用すべきか検討中だ。読者からの意見も募集している。同社のニュースレターが一語表記に変更されれば、文字数が減る可能性もある。

この議論の背景には、AI技術への過度な期待と現実とのギャップがある。The Verge編集長のNilay Patel氏は最近の動画で、AI関係者が「ソフトウェアの脳」で物事を捉え、データベースの操作によって問題を解決できると考えている一方で、一般の人々はAIの採用に慎重な立場を取っていると指摘した。

Patel氏によれば、AI関係者はAIが世界の問題を解決できると信じているが、その一方でAIの採用に反対する人々は、技術のトレードオフや性能面での課題を真剣に懸念しているという。しかし、ソフトウェアの脳を持つ人々はこうした懸念を軽視しがちだとしている。

出典: STAT News