進化した小型ワイヤレスマイク、Mic Mini 2が登場

かつて高音質なワイヤレスマイクシステムは500ドル以上の価格帯で、 bulkyな送信機と首元に這うケーブルが必須でした。DJIのMic Miniはその常識を覆し、送信機とマイクを一体化した0.35オンス(約10g)の超軽量デバイスで100ドル以下の価格を実現。今回発売されたMic Mini 2は、さらに進化したモデルです。

主な特徴と改良点

  • カラフルな磁気カバー:レトロな90年代iMac風の10色展開。被写体の服装に合わせたり、アクセントカラーとして活用可能。ただし、目立つDJIロゴが気になる場合はテープで隠す必要あり。
  • 音声トーンプリセット:新たに追加された音声調整機能で、より自然な収録が可能に。
  • バッテリー性能:送信機は最大11.5時間、受信機はノイズキャンセル無効時で10.5時間の連続使用が可能。実測でもフル撮影日をカバーする余裕あり。
  • 2種類のキット展開
    • カメラキット:ミラーレスカメラ向け3.5mm出力付き受信機、スマートフォンアダプター、10色の磁気カバーを含む。
    • スマートフォンキット:USB-Cポート付き受信機、スマートフォン専用アダプター、黒と白の磁気カバーを標準装備。
  • オプションのデザイナーカバー:4種類の抽象的な90年代風パターンを施したカバーが45ドル前後で販売中。

デザインと使い勝手

Mic Mini 2の送信機は、前モデルのファセット形状から平坦なデザインに変更され、磁気カバーの装着性が向上。重量はわずかに増加し0.39オンス(約11g)となったものの、依然として軽量。充電ケースは磁気で固定され、カメラキットはジャケットポケット、スマートフォンキットはパンツポケットに収まるコンパクトサイズです。

収録時の安定性も向上。送信機と受信機は充電ケースに磁気で固定されるため、持ち運び時の衝撃から保護されます。また、風防も付属しており、屋外撮影時の雑音対策にも役立ちます。

競合製品との比較

Mic Mini 2は、同価格帯のライバル製品であるRode Wireless Go III(7時間)やHollyland Lark M2(10時間)を上回るバッテリー性能を誇ります。音質面でも、小型ながら高い収録クオリティを実現しており、予算内で高品質なワイヤレスマイクを求めるクリエイターに最適な選択肢です。

ただし、既存のMic Miniユーザーにとってはアップグレードのメリットが少ない点に注意が必要です。また、米国ではFCC認証が未完了のため、現時点では発売されていません。認証が完了すれば、全世界で販売が開始される見込みです。

まとめ:新規購入者におすすめのエントリーモデル

Mic Mini 2は、小型・軽量・カラフル・低価格という4つの要素を兼ね備えた、コストパフォーマンスに優れたワイヤレスマイクです。音声トーンプリセットやバッテリー性能の向上により、より使いやすく進化しました。既存ユーザーはアップグレードの必要性は低いですが、新規購入者やエントリーモデルを探している方には強くおすすめできる製品です。

「Mic Mini 2は、かつての高価格帯ワイヤレスマイクのイメージを覆す、手軽さと高音質を両立した革新的な製品です。特に予算を抑えたいクリエイターにとって、最適な選択肢となるでしょう。」

出典: Engadget