Valveが次世代ハードウェアのロードマップを発表
Valveが新たなハードウェアの発売を控えている。同社はSteam Controllerが来週にも発売されることを発表した。さらに、Steam Frameと呼ばれるVRヘッドセットや、Steam Machineと呼ばれるPC/コンソールハイブリッドの展開も示唆されている。
しかし、Valveのファンにとって最も注目されるのは、Steam Deckの進化だ。Steam Deckは2022年の発売以来、2023年にはOLED版がリリースされるなど、同社の代表的な製品となっている。だが、Steam Deck 2の発売時期については、依然として具体的な見通しが立っていない。
技術的な進化を重視するValveの戦略
ValveのプログラマーであるPierre-Loup Griffais氏は、IGNのインタビューに対し、Steam Deck 2の開発状況について語った。同氏によると、Steam Deck 2は現在も開発中であり、そのベースとなる技術は、Steam ControllerやSteam Machineから続く流れに位置づけられるという。
「現在も精力的に開発を進めています。これまでのハードウェアプロジェクトの流れを振り返ると、Steam ControllerやSteam MachineからSteam Deckへと続く一貫した取り組みが見て取れます。Steam Deck 2も同様に、今回の取り組みで得られた知見を基に開発を進めています」
Pierre-Loup Griffais(Valveプログラマー)
Steam Deckの発売から4年以上が経過したが、次世代機の発売時期については依然として不透明な状況だ。Valveは技術的な進化を最優先しており、単なる性能向上ではなく、抜本的な改善を目指している。
「我々は、バッテリー寿命を維持したまま性能を20〜30%向上させることに興味はありません。それよりも、より明確な進化を目指しています。そのため、現在のSoC(System on a Chip)の状況を見極めながら、次世代のSteam Deckにふさわしい技術を模索しています」
Pierre-Loup Griffais
Griffais氏によると、Valveは次世代Steam Deckの構想は既に描いているものの、それを実現するための技術がまだ整っていないという。そのため、発売時期は現時点では未定となっている。
待ち続ける価値のあるプロジェクト
Valveは、技術的な進化を重視する姿勢を貫いている。そのため、Steam Deck 2の発売はまだ先になる可能性が高い。しかし、同社の開発哲学を信頼するファンにとっては、納得のいく結果を待ち続ける価値があると言えるだろう。
Steam Controllerの発売が目前に迫る中、Valveの次世代ハードウェアへの取り組みは今後も注目を集めそうだ。