YouTubeには200億以上の動画が存在すると言われているが、その一方で、アルゴリズムによって同じようなコンテンツばかりが表示され、視聴体験が制限されることも多い。コメントやサイドバーのおすすめ動画に気を取られて、本来見たい動画から離れてしまうことも珍しくない。

こうした問題を解決する新しいツールが「Channel Surfer」だ。この無料ウェブサイトは、YouTubeの動画を42のジャンル別チャンネルにまとめ、テレビ感覚で手軽に視聴できるように設計されている。

テレビのチャンネルガイドのようにYouTubeを楽しむ

Channel Surferは、ウェブサイトにアクセスするだけで利用できる。チャンネルガイド形式のインターフェースで、チャンネル番号をクリックするだけで動画が再生される。広告はYouTubeのもののみで、サイト自体には一切表示されない。

現在提供されているチャンネルは42種類で、食べ物、旅行、世界ニュース、音楽など多岐にわたるジャンルをカバー。各チャンネルは24時間先までの番組があらかじめ編成されており、まるでケーブルテレビのように、同じチャンネルを見ているユーザー同士で同じ内容を共有できる仕組みだ。

このサービスは、かつてスタジオからの番組を提供していなかったプルートTV(Pluto TV)の初期を彷彿とさせる。プルートTVがスタジオ番組のライセンスを開始する前の時代を懐かしむユーザーにとって、Channel Surferはその代替となるサービスと言えるだろう。

自分だけのチャンネルを作成する方法

Channel Surferでは、自身のYouTubeチャンネル登録先を取り込んで、カスタムチャンネルを作成することも可能だ。ただし、そのためにはメールアドレスの登録が必要となる。登録後、デスクトップPCから「チャンネルをインポート」ボタンをクリックし、YouTubeのチャンネル登録ページにアクセスする。次に、ブラウザのブックマークバーに「Channel Surfer」ボタンを追加し、チャンネル登録ページでそのボタンをクリックすると、専用のJSONファイルが生成される。そのファイルをChannel Surferのサイトに貼り付ければ、ガイドの下部にカスタムチャンネルが追加される。

便利な機能一覧

  • お気に入りチャンネルの登録:チャンネルにスターアイコンをクリックするとお気に入りに登録でき、設定でお気に入りチャンネルのみを表示させることが可能。
  • キーボード操作:パソコンで閲覧中は矢印キーでチャンネルを切り替え、Fキーでフルスクリーンモードに切り替えられる。
  • 音声調整:Mキーでミュート、画面下部のスピーカーアイコンで音量調整が可能。