映画「マザー・メアリー」でハサウェイが見せる本格的な歌唱力
映画「マザー・メアリー」が公開され、アン・ハサウェイのファンは彼女がポップスターに変身する姿を目の当たりにしている。だが、彼女は本当に歌っているのか?
監督のデイビッド・ロウリーが手掛ける本作は、ハサウェイ演じる「マザー・メアリー」が、かつての親友で衣装デザイナーのサム・アンセルム(ミシェラ・コール)と再会する物語だ。しかし、長年の確執が再燃し、傷ついた過去が浮かび上がる。キャラクターデザインはテイラー・スウィフトやレディー・ガガ、マドンナといった実在のポップアイコンからインスパイアされている。
サウンドトラックには、チャーリー・XCXやジャック・アントノフ、FKAツイッグスが新曲を提供。その中で、ハサウェイは本当に歌っているのか?答えは「イエス」だ。
「ポップスター養成キャンプ」で徹底的に鍛えられたハサウェイ
ハサウェイはこれまでにも数々の映画で歌声を披露してきた。特にミュージカル「レ・ミゼラブル」でアカデミー賞を受賞した実績もある。しかし、本作ではさらに本格的な準備が行われた。
監督のロウリーによると、ハサウェイは「ポップスター養成キャンプ」に参加し、キャラクターの声を徹底的に磨いたという。ハサウェイ自身も「キャラクターの声を完全に理解するまで数年かかった」と語っており、サウンドトラック完成後も納得のいくまで録り直しを重ねた。その結果、ハサウェイはソプラノではなく、バリトンの声域であることも発見した。
ハサウェイの歌声遍歴:これまでの名曲カバーと映画出演
「エラ enchanté」から「リオ」まで
ハサウェイの歌声が初めて注目を集めたのは、2004年の「エラ enchanté」だ。本作ではクイーンの「Somebody to Love」やエルトン・ジョンとキキ・ディーの「Don’t Go Breaking My Heart」をカバー。その後、2011年のアニメ映画「リオ」ではブルー・マカウのジュエル役で声優を務め、挿入歌「Hot Wings (I Wanna Party)」でその歌声を披露した。
「ソング・ワン」と「レ・ミゼラブル」の衝撃的な歌唱
2012年の「ソング・ワン」サウンドトラックに収録された「Afraid of Heights」では、アカデミー賞受賞後にリリースされた楽曲ながら、その歌声が健在であることを示した。しかし、ハサウェイの歌声が最も話題を呼んだのは、やはり「レ・ミゼラブル」の Fantine 役だろう。Kelly Clarksonとの「Sing That Name That Tune」対決では、Clarksonを圧倒するパフォーマンスで観客を魅了した。
Kelly Clarksonとの伝説の対決
「バンド、私にわかる曲をかけてくれない?!」
Clarksonが困惑する中、バンドは彼女の代表曲「Since U Been Gone」を演奏。しかし、ハサウェイが見事に歌い上げ、Clarksonを圧倒した。
このエピソードは、ハサウェイの圧倒的な歌唱力とステージ上での存在感を象徴する出来事として、今もファンの間で語り継がれている。
まとめ:ハサウェイの歌唱力が光る「マザー・メアリー」
「マザー・メアリー」でハサウェイは、これまでの経験と実力を存分に発揮している。ポップスター役に挑む彼女の本気度と、その裏にある努力が、映画の魅力の一つとなっている。ファンはもちろん、音楽と演技の融合に注目したい作品だ。