米宇宙企業スペースXは、AIコーディング支援プラットフォーム「Cursor」を600億ドルで買収するか、あるいは100億ドルを支払うという選択肢を含む異例の取引を発表した。ニューヨーク・タイムズが報じた後、スペースXは公式ツイートでこれを確認した。

スペースXは声明で、「Cursorとの緊密な連携により、世界最高水準のコーディングおよび知識作業向けAIの実現を目指す」と述べた。Cursorの先進的な製品と専門エンジニアへの流通網、そしてスペースXが保有する100万基相当のH100 GPU「Colossus」スーパーコンピューターを組み合わせることで、「世界で最も実用的なAIツールを構築できる」としている。

同取引は、スペースXとxAI、X(旧Twitter)の3社が近く実施を予定しているIPO(新規株式公開)に向けた戦略の一環とみられている。スペースXは現在、AI分野での競争力強化を図っており、この提携がその布石となる可能性がある。

なお、ニューヨーク・タイムズによると、この取引はまだ最終合意に至っていないとされる。Cursorの創業者らはコメントを控えている。

出典: The Verge