スーパーボウルLXのMVPに輝いたケネス・ウォーカー3世(シアトル・シーホークス)が、2026年のチーム復帰を見送ることが明らかになった。ウォーカーは2025年シーズン中に、シアトルとの再契約をしない決断をしていたという。

米東部時間5月12日放送の番組「#PFTPM」に出演したウォーカーは、シーズン中に退団を決意していたと語った。「正直に言うと、シーズン中だったと思います。チームにとって良い結果になったので、それも仕方ないと思っています」と述べた。

ウォーカーは、契約交渉やチームの雰囲気から、シアトルとの決別を悟っていたという。その後、カンザスシティ・チーフスと2年で総額2700万ドル(保証額)の契約を結んだ。この大型契約は、チーフスがウォーカーを中心選手として起用する意思を示すものだ。

「このチームは私を評価してくれています。ボールを多くもらえると確信しています。プレーできることを楽しみにしています」とウォーカーは語った。

スーパーボウルMVPがシーズン後に移籍するケースは珍しくないが、ウォーカーは優勝経験豊富なチーフスに加入した。チーフスは2019年以降3度目のスーパーボウル制覇を目指しており、ランニングバックの補強が急務だった。

これまでの3シーズンで2度の1000ヤードラッシャーを記録したウォーカーだが、シアトルでは常に主力というわけではなかった。チーフスではより重要な役割を担うことが期待される。2700万ドルという契約額は、チームがウォーカーに大きな期待を寄せていることを示している。