ディレクティブ8020とは?
宇宙船カシオペア号は、地球から12光年離れた惑星タウ・ケティfに向かっていた。後方を航行していたアンドロメダ号との合流を目指していたが、突如として未知の隕石が船体に衝突。船体に亀裂が生じ、船内に侵入した異星の感染症「ザ・グロース」が瞬く間に乗組員たちに取り憑いた。
ザ・グロースは、乗組員の外見・声・記憶を完全に模倣する能力を持っていた。乗組員たちは自分たち自身に化けた異形の存在との戦いを強いられ、生死の境界すら曖昧になっていく。そんな中、彼らは厳格なルール「ディレクティブ8020」に従うことを余儀なくされる。
カシオペア号の乗組員たち
物語は、カシオペア号の睡眠技術者であるカーターとシムズから始まる。修理作業中、シムズは換気口でザ・グロースを発見するが、その直後、何者かに殺害される。シムズの死体はザ・グロースによって模倣され、カーターを混乱させるために利用された。
物語は24時間を超えるタイムスキップを繰り返しながら進行。他の乗組員たちは、睡眠技術者の行方がわからなくなったことに不審を抱く。そんな中、カーターの遺体が発見され、シムズの遺体も見つかる。しかし、乗組員たちはカーターとシムズの声を聞き、姿を見たと主張する。やがて、ザ・グロースがカシオペア号を故意に破壊し、タウ・ケティfに不時着させたことが明らかになる。ザ・グロースはそこで乗組員たちを同化し、支配しようとしていたのだ。
ウィリアムズの疑惑
ウィリアムズは常に不審な行動を取っていた。他の乗組員たちが地球との交信手段を持たない中、ウィリアムズだけが直接地球との回線を確保していた。乗組員たちはウィリアムズが何かを隠していると疑い、その正体に迫っていく。
ディレクティブ8020のルール
異星の生命体と遭遇した際の厳格なルール「ディレクティブ8020」が発動される。カシオペア号の乗組員たちは、アンドロメダ号への警告を送るか、救難信号を送るかで意見が分かれる。最終的に、 Stafford船長はチャリュブディス探査機を使ってアンドロメダ号に警告を送ることを決断する。
アンドロメダ号は二度と来ない
物語の核心に迫るタイムスキップの裏で、ヤングがアンドロメダ号にメッセージを送った際、古い通信記録が明らかになる。その中には、カシオペア号がタウ・ケティfに不時着したのは今回が初めてではないこと、そしてこの乗組員たちも過去に同じ経験をしていたことが示されていた。
ザ・グロースの正体とその目的
ザ・グロースは、乗組員たちの記憶や外見を完全にコピーする能力を持っていた。その目的は、カシオペア号を破壊し、タウ・ケティfで乗組員たちを同化し、支配することだった。乗組員たちは自分たち自身に化けた異形の存在との戦いに疲弊し、生き残るための手段を模索する。
ディレクティブ8020の全エンディング解説
ディレクティブ8020には複数のエンディングが存在する。以下に主要なエンディングを解説する。
エンディング1:生存者なし
乗組員たちがザ・グロースに完全に支配され、カシオペア号は機能を停止。全員がザ・グロースに同化され、物語は悲劇的な結末を迎える。
エンディング2:ウィリアムズの裏切り
ウィリアムズが実はザ・グロースの一員であり、乗組員たちを裏切る。ウィリアムズはカシオペア号を破壊し、ザ・グロースの拡大を助ける。乗組員たちはウィリアムズによって殺害されるか、同化される。
エンディング3:アンドロメダ号の救出
乗組員たちがアンドロメダ号との合流に成功し、ザ・グロースから逃れる。しかし、その過程で多くの犠牲を払うことになる。
エンディング4:ザ・グロースの封印
乗組員たちがザ・グロースを封印し、カシオペア号を再起動させる。彼らは地球への帰還を目指すが、その過程で多くの謎が残されたままとなる。
ザ・キュレーターとディレクティブ8020
物語の終盤、ザ・キュレーターと呼ばれる存在が登場する。ザ・キュレーターは、乗組員たちにディレクティブ8020の真実を伝え、彼らの選択が未来を左右すると警告する。しかし、その正体や目的は依然として謎に包まれている。
オボルコインと「O Death」の謎
物語には、オボルコインと呼ばれる謎のコインと「O Death」と呼ばれる楽曲が登場する。これらは、ディレクティブ8020の世界観を象徴する重要な要素であり、物語の結末に深く関わっている。
ダークピクチャーズとの関連性
ダークピクチャーズの新作ゲーム「The Devil in Me」のティザートレーラーが、ディレクティブ8020の世界観とリンクしていることが明らかになった。両者のストーリーやテーマに共通点が見られる。
まとめ:ディレクティブ8020の真実
ディレクティブ8020は、単なるSFホラーではなく、人間の信頼やアイデンティティの崩壊を描いた物語だ。乗組員たちは自分たち自身に化けた敵との戦いを通じて、人間性とは何か、信頼とは何かを問い直す。物語の結末はプレイヤーの選択によって変わり、その選択が未来を左右する。ディレクティブ8020は、SFファンだけでなく、ホラーやサスペンスを愛するすべての人にとって必見の作品だ。