SNS上の誹謗中傷が事実に基づくものであっても、その影響は深刻だ。しかし近年では、注目を集めるために、根拠のない引用や発言を捏造するアカウントが横行している。中には「パロディアカウント」を装うものもあるが、その「ジョーク」が明らかでないケースも少なくない。
こうした状況が、最近、NFLのニューイングランド・パトリオッツに所属するランニングバック、トレヴェヨン・ヘンダーソン選手にも及んだ。アカウント名「FootballCravee」が、ヘンダーソン選手を名乗る偽の投稿を掲載したのだ。投稿には聖書の引用(結婚と姦淫に関するもの)が添えられていたが、ヴラベルヘッドコーチに関する言及はなかった。最大の問題は、ヘンダーソン選手がその投稿をしたことがなかった点だ。
ヘンダーソン選手は自身のSNSで反論し、次のように述べた。
「私はヴラベル氏に関する公の発言をしたことはありません。敬意を込めて、事実と異なる情報の拡散を止めてください。」
ヘンダーソン選手が、ヴラベルコーチに言及していない投稿を、あたかも関連があるかのように解釈したという事実は、この一件がここ一ヶ月でどれほど拡散し、膨らんでいったかを物語っている。ヴラベルコーチがNFLレポーターのダイアナ・ルッシーニとの写真を公表するおよそ一週間前、ヴラベルコーチはヘンダーソン選手がSNSで聖書の引用を頻繁に投稿する習慣について言及していた。