ニューオーリンズ(2025年12月17日) — ニューオーリンズ・セインツは、無償ドラフト(Undrafted Free Agent, UDFA)で新たな選手を獲得した。その名はブロック・レヒシュタイナー。一見すると目立たない存在だが、その背景には驚くべきファミリーバックグラウンドが存在する。
レヒシュタイナーは、ジャクソンビル州立大学でワイドレシーバーとして活躍した選手だ。しかし、彼の知名度を高めているのは、レスリング一家としてのルーツである。父親のスコット・スタイナーは、WCW世界王者であり、WWE殿堂入りを果たした伝説的レスラー。さらに、いとこのブロンソン・レヒシュタイナー(リングネーム:ブロン・ブレイカー)は、現在WWEで活躍するスーパースターだ。
アメリカンフットボールとプロレスの二刀流に挑戦
レヒシュタイナーは、ジャクソンビル州立大学で3年間プレーし、646ヤードの獲得ヤードと8タッチダウンを記録した。身長6フィート2インチ(約188cm)、体重225ポンド(約102kg)の恵まれた体格を持ち、主にバックスのパスキャッチャーやハイブリッドHバックとして活躍した。しかし、NFLの舞台で生き残るためには、さらなる成長が求められる。
セインツのワイドレシーバー陣は、スターター級の選手は揃っているものの、控え層の厚みに課題を抱えている。レヒシュタイナーのようなハイブリッド型の選手は、控え選手としての可能性を秘めていると言えるだろう。彼の活躍次第では、すぐにでもプラクティススクワッド入りのチャンスが訪れる可能性がある。
プロレス転向の可能性も
レヒシュタイナーは、アメリカンフットボールだけでなく、プロレスの道も模索している。2025年にはWWEの「Next In Line」プログラムに参加し、NIL(Name, Image, Likeness)を活用したトレーニングを受けている。このプログラムは、将来的にプロレスラーとしてのデビューを目指すアスリートを支援するものだ。
いとこのブロンソン・レヒシュタイナーは、アメリカンフットボールからプロレスへ転向し、現在WWEで活躍中だ。彼もまた、NFL入りを目指していたが、最終的にプロレスの道を選択した経歴を持つ。ブロック・レヒシュタイナーにとっても、アメリカンフットボールとプロレスの二刀流は現実的な選択肢の一つと言えるだろう。
セインツでの今後の展望
レヒシュタイナーは、セインツのオフシーズンワークアウトに参加する予定だ。今夏に開催されるトレーニングキャンプを経て、正式な選手としてのデビューに向けた準備を進める。彼の活躍は、アメリカンフットボールとプロレスの両立という新たな可能性を示すものとして注目を集めそうだ。