米国時間5月18日、マイケル・ジャクソンを描く伝記映画「マイケル」が、2週連続で首位を奪われていた興行収入ランキングで4週目にして首位に返り咲いた。
監督を務めたアントワーヌ・フーカとジャファー・ジャクソンによる本作は、4週目の金曜日に700万ドルを売り上げ、週末興行収入は2500万〜2800万ドルに達すると見込まれている。業界予測では2700万ドルとされ、前週比28%の下落にとどまる見通しだ。これにより、国内興行収入は2億8000万ドルを超え、世界興行収入は9億7500万ドルを記録した「オッペンハイマー」を超える伝記映画の歴代記録達成に向け、順調な滑り出しを見せている。
一方、2位は「プラダを着た悪魔2」が維持。同作は3週目に52%という大幅な下落を記録したものの、母の日の影響を受けつつも、週末興行収入は2000万ドルと推定され、国内累計興行収入は1億7700万ドルに達すると見込まれている。同作は国内2億ドル、世界6億ドルを突破する見通しだ。
新作「オブセッション」が3位にランクイン
5位に唯一の新作としてランクインしたのが、フォーカス・フィーチャーズのホラー映画「オブセッション」だ。監督のカリー・バーカーが手掛ける本作は、友人が自分に恋することを願う若者を描く残忍なデビュー作となる。2815館で公開され、初日の売り上げは680万ドルを記録し、週末興行収入は1450万ドルに達すると見込まれている。これは昨年9月の「ダウントン・アビー 最終章」の1800万ドルに次ぐ、フォーカス・フィーチャーズの最強オープニングとなった。
「オブセッション」は昨年のトロント国際映画祭ミッドナイト上映で批評家や観客から絶賛を浴びており、一般公開後もその評判は変わらない。Rotten Tomatoesの観客・批評家スコアは共に95%を記録し、シネマスコアではA-を獲得。これは「ゲット・アウト」や「ウェポンズ」と並ぶ、ホラー映画としては極めて珍しい快挙となった。
この強力なスタートにより、同作はメモリアルデーの週末にかけて好調を維持し、月末に控えるA24の「バックルームズ」との激しい競争にも耐えられる可能性がある。