NFLのシアトル・シーホークスが売却される見通しとなり、複数の億万長者が買収に名乗りを上げている。Front Office Sportsのベン・ホーニー氏によると、Metaの共同創業者でCEOのマーク・ザッカーバーグや、Apple前CEOのティム・クックが買収に向けた検討を進めているという。

このほか、名前は未公表ながら、2人の買収希望者が買収計画の検討を進めていると報じられている。

過去最高額となる買収価格の見通し

シーホークスの買収額は、90億ドルから110億ドルに達するとみられている。これは、2023年にワシントン・コマンダースが記録した60億5000万ドルを大幅に上回る過去最高額となる見込みだ。

ザッカーバーグは、仮に100%の株式を購入する場合でも、十分な資金力を有している。一方、クックの推定純資産は29億ドルにとどまり、少なくとも30%の株式を購入するには資金不足とみられ、少数株主となる可能性が高い。

シーホークス売却の経緯と背景

シーホークスは2月18日に正式に売却が発表された。NFLは、故ポール・アレン元オーナーの遺志に基づき、現在のオーナーであるジョディ・アレン氏に対し、チームの売却と収益の慈善団体への分配を促していた。当初はリーグの所有規則違反に対する500万ドルの制裁金が科される見通しだったが、チームが2025年シーズン後に売却されることで合意が成立した。

スーパーボウルチャンピオンという実績は、財務面には直接影響しないものの、希少で価値が上昇し続ける資産を獲得したいという買収希望者の関心を引きつける要因となっている。