米国時間5月13日、オープンAIの設立に関わる契約違反を巡り、イーロン・ムスク氏とサム・アルトマン氏の間で法廷闘争が始まった。裁判の第一歩は、陪審員の選定だったが、その過程でムスク氏に対する否定的な意見が多くの候補者から表明された。

テックメディア「ザ・ヴァージ」の記者エリザベス・ロパット氏が現地の法廷で収集した陪審員アンケートには、以下のようなコメントが寄せられた。

「イーロン・ムスクは貪欲で人種差別的、同性愛嫌悪のクズだ」

「イーロン・ムスクは世界的に有名な嫌な奴だ」

「私はテスラが大嫌い。有色人種として、ムスクの発言や行動が及ぼす悪影響を痛感している」

これらのコメントは、ムスク氏の公の言動が多くの人々に与える印象の強さを示している。特にテクノロジー業界や社会的マイノリティの間では、ムスク氏に対する反感が根強いことがうかがえる。

今回の裁判は、オープンAIの設立当初の契約に関するムスク氏の主張と、アルトマン氏らによる対応の是非が争点となっている。しかし、陪審員の選定段階でこれほどまでにムスク氏に対する否定的な意見が集中したことで、裁判の公平性に影響が及ぶ可能性も指摘されている。

今後の審理の行方と、ムスク氏のイメージに与える影響が注目される。

出典: The Verge