米国時間1月17日、テキサス州ラボックで開催されたBYUカウボーイズとテキサステックレッドレイダースの試合中にコートを疾走するA.J.ダイバンツァ選手(背番号3)。(写真:ジョン・E・ムーア3世 / ゲッティイメージズ)

ダイバンツァのNBAドラフトにおける評価と特徴

2026年のNBAドラフト候補であるA.J.ダイバンツァ選手は、将来有望な選手として注目を集めている。身長6フィート9インチ(約206cm)の長身と卓越した運動能力を兼ね備えたダイバンツァは、得点力とボールハンドリングに優れた万能ウイングとして評価されている。

ダイバンツァは、リムへのドライブやミッドレンジからのシュートを得意とし、ディフェンダーにとって非常に対応が難しい選手だ。また、クイックなファーストステップと優れたボールコントロールにより、ドリブルからの得点機会を自ら創出する能力に長けている。特に、1年目のBYU在籍時にはアシスト率22.1%を記録し、当初の評価を上回るパスセンスも見せた。

守備面では、長い腕と大きな体格を活かしたボール奪取は期待できるものの、チームメイトとの連携を重視するタイプではないため、ディフェンスの負担は軽減される見込みだ。

ダイバンツァの最適な配置先:4つの有力チーム

ダイバンツァは、どのチームに加入しても活躍が期待できる選手だが、特に以下の4つのチームが最適な配置先として挙げられる。

4位:ユタ・ジャズ

ダイバンツァは、ボストン郊外で育ち、高校時代にはユタ州の名門校であるユタ・プレップでプレーした経歴を持つ。その後、BYUで活躍したダイバンツァは、ジャズのオーナーであるライアン・スミス氏がNIL(名前・肖像権)関連の支援を行っていたと報じられており、ジャズは再建中のチームにダイバンツァを加えたいと考えている。

現在のジャズの若手陣容には、ラウリ・マルカネン、ジャレン・ジャクソン・ジュニア、キオント・ジョージ、エース・ベイリーといった有望選手が名を連ねており、ダイバンツァはその中でも最も優れたシュートクリエイターとして活躍することが期待される。ヘッドコーチのウィル・ハーディ氏は、マルカネンのような大型ウイングの育成に実績があり、ダイバンツァにとっても成長の場となるだろう。

ただし、ジャズはシーズン中に意図的に敗戦を重ねたため、ドラフトの抽選権を獲得する資格自体に疑問が投げかけられている。また、ダイバンツァにとっては、複数のオールスター候補とのボールシェアを強いられる状況は望ましくないため、最適な配置先とはいえない。

3位:メンフィス・グリズリーズ

グリズリーズは、過去12ヶ月の間にジャレン・ジャクソン・ジュニアとデズモンド・ベインをトレードで放出し、チームの再編を進めている。ジャ・モランとの契約交渉も難航しているとされ、グリズリーズは今後ドラフトで複数の1巡目指名権を獲得するなど、将来に向けた準備を進めている。

現在のチーム状況を考慮すると、ダイバンツァのような万能ウイングは、チームの将来を担う選手として最適な存在となるだろう。特に、得点力とパスセンスを兼ね備えたダイバンツァは、グリズリーズの若手中心の陣容に新たな活力をもたらすことが期待される。

2位:ポートランド・トレイルブレイザーズ

ブレイザーズは、現在ダミアン・リラードの後継者を模索しており、ダイバンツァのような得点力とリーダーシップを兼ね備えた選手は、チームの将来を左右する存在となる可能性がある。

また、ブレイザーズは若手選手の育成に積極的であり、ダイバンツァにとっても成長の場となることが期待される。特に、リラードの退団により空白となったポイントガードのポジションにおいて、ダイバンツァのボールハンドリングと得点力は貴重な存在となるだろう。

1位:オーランド・マジック

マジックは、現在ポール・バンクスとフランツ・ワグナーを中心とした若手陣容を構築しており、ダイバンツァのような万能ウイングは、チームの攻撃力をさらに向上させることが期待される。

特に、マジックはドラフトで上位指名権を獲得する可能性が高く、ダイバンツァのような将来有望な選手を獲得することで、チームの将来に向けた基盤を固めることができる。また、マジックは若手選手の育成に力を入れており、ダイバンツァにとっても成長の場となることが期待される。

ダイバンツァのNBAドラフトにおける位置付け

ダイバンツァは、2026年のNBAドラフトにおいて、最も将来有望な選手の一人として位置付けられている。その得点力とボールハンドリング、そして優れた身体能力は、リーグ全体から高い評価を受けている。

特に、ドラフト1巡目上位指名の最有力候補と目されており、複数のチームが獲得に向けて動いている。ダイバンツァがどのチームに加入するかによって、チームの将来像が大きく変わる可能性があるため、ドラフト当日の動向が注目される。

出典: SB Nation