2026年NFLドラフトが終了し、リーグは新たなフリーエージェント市場の第二波に突入した。このフェーズでは、ドラフトで補強しきれなかったポジションを、主にベテラン選手で埋める動きが活発化する。2027年ドラフトの補償指名権には影響しないため、1年契約やインセンティブ付きの短期契約が中心となる見通しだ。
各ポジションで現在フリーとなっている注目選手をランキング形式で紹介する。これらの選手は、開幕前の最終調整に向けた重要なピースとなる可能性を秘めている。
クォーターバック(QB)
現在フリーとなっているQB陣は、いずれもリーグを牽引するレベルからは程遠い。アーロン・ロジャースはピッツバーグ・スティーラーズへの復帰に向け揺れ動いているが、現時点で具体的な動きはない。他の候補も総じて衰退期にあり、チームがQB不足に悩まされる中、状況は厳しい。
- タイロッド・テイラー
- ラッセル・ウィルソン
- ジミー・ガロポロ
- クーパー・ラッシュ
ランニングバック(RB)
RB陣は怪我からの復帰組とベテラン選手が混在。ジョー・ミクソンとナジー・ハリスは2025年シーズンを全休したが、健康を取り戻せば即戦力となる可能性を秘める。他の候補は控え役に回ることが多く、先発級の負荷には耐えられないだろう。
- ジョー・ミクソン(シンシナティ・ベンガルズ)
- ナジー・ハリス(ピッツバーグ・スティーラーズ)
- ニック・チュブ(クリーブランド・ブラウンズ)
- カリーム・ハント(クリーブランド・ブラウンズ)
- アントニオ・ギブソン(ワシントン・コマンドス)
ワイドレシーバー(WR)
WR陣はリーグを代表する選手が名を連ねるが、いずれも課題を抱える。ステフォン・ディグスは法的問題を抱えており、多くのチームが敬遠する可能性が高い。タイリーク・ヒルはかつての爆発力を失いつつあり、もはやリーグを支配する存在ではない。そんな中、ディーボ・サミュエルが最も現実的な選択肢として浮上している。
- ステフォン・ディグス(バッファロー・ビルズ)
- ディーボ・サミュエル(ワシントン・コマンドス)
- ジャウアン・ジェニングス(サンフランシスコ・フォーティナイナーズ)
- タイリーク・ヒル(マイアミ・ドルフィンズ)
- キーナン・アレン(ダラス・カウボーイズ)
タイトエンド(TE)
TE陣は全体的にレベルが低く、既に代替策を検討しているチームが多い。デイビッド・ンジョクが最も有力な候補だが、リーグを代表する存在からは遠い。他の選手も控えやローテーション要員にとどまる見通しだ。
- デイビッド・ンジョク(クリーブランド・ブラウンズ)
- ザック・エルツ(アリゾナ・カージナルス)
- ジョンヌ・スミス(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
- ダレン・ウォラー(引退)
- ジョン・フィッツパトリック(シカゴ・ベアーズ)
オフェンシブタックル(OT)
OT陣は数少ない有力候補が名を連ねる。テイラー・デッカーは2025年シーズンに左タックルとして低迷したが、リーグ屈指の実力を誇る選手であり、まだ余力を残している。ヨシ・ニーマンもパンサーズで限られた出場ながら好成績を残したローテーション要員だ。
- テイラー・デッカー(デトロイト・ライオンズ)
- ヨシ・ニーマン(カロライナ・パンサーズ)
- ジャック・コンクリン(クリーブランド・ブラウンズ)
- ジョナ・ウィリアムズ(シンシナティ・ベンガルズ)
- カム・ロビンソン(ジャクソンビル・ジャガーズ)
オフェンシブガード(OG)
OG陣はリーグを代表する選手がわずかに残るのみ。ジョエル・ビトニオとケビン・ツァイトラーはスターター級の実力を持ち、即戦力として期待できる。他の候補はローテーション要員にとどまる見通しだ。
- ジョエル・ビトニオ(クリーブランド・ブラウンズ)
- ケビン・ツァイトラー(ニューヨーク・ジャイアンツ)
- ブレイディ・クリステンセン(テネシー・タイタンズ)
- ディラン・パーハム(ラスベガス・レイダース)
- アレックス・カッパ(タンパベイ・バッカニアーズ)
センター(C)
センター陣はリーグ全体で見ても層が薄い。イーサン・ポシックが最も有力な候補だが、リーグを代表する存在からは程遠い。他の選手も控えやローテーション要員にとどまる見通しだ。
- イーサン・ポシック(シアトル・シーホークス)
- ジェームズ・ダニエルズ(シカゴ・ベアーズ)
- グラハム・グラスゴー(デンバー・ブロンコス)
- アンドレ・ジェームズ(ラスベガス・レイダース)
- サム・マスティファー(シカゴ・ベアーズ)