2026年5月24日(日)、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催される第110回インディ500。レースがスタートする直前、33台のレーシングカーを先導するペースカーとして、2026年式シボレー・コルベットZR1Xが起用されることが正式に発表された。

コルベットのペースカー起用は10年連続。1978年にC3が初めてペースカーを務めて以来、C7グランスポーツ(2017年)や非XモデルのC8 ZR1(2025年)など、さまざまなモデルがレースをリードしてきた。今回のZR1Xは、23台目のコルベットによるペースカーとなる。

高い走行性能とアメリカ独立250周年記念デザイン

今回のZR1Xには、Carboエアロパッケージが装備されており、大型リアウイングやフロントバンパーのダイブプレーン、アンダーボディのエアロ要素により、高速走行時の安定性が向上している。通常のZR1Xは最高速度233mph(約375km/h)に達するが、今回のペースカー仕様ではエアロパッケージにより若干の速度低下が見込まれるものの、レース中にその速度に到達することはない。

また、カラーデザインも特別仕様となっており、運転席側は「Arctic White」、助手席側は「Admiral Blue」のツートンカラーが採用されている。内装は「Santorini Blue」のシートに赤のシートベルト、フロアマットにも赤のステッチが施され、アメリカ独立250周年記念を象徴する赤・白・青のカラーモチーフが際立っている。

名将がハンドルを握る栄誉

インディ500のペースカーを運転する名誉ドライバーには、インディアナ大学フットボールチームを率いて無敗で全米チャンピオンに導いたカート・シニェッティ監督が起用される。シボレー・コルベット&パフォーマンスカー部門のチーフエンジニア、トニー・ローマ氏は「ZR1Xはレーストラックに最適な車です。アメリカ独立250周年記念にふさわしいこのコルベットが、シニェッティ監督とファンに感動を届けることでしょう」とコメントした。

レース放送情報

第110回インディ500 presented by Gainbridgeは、2026年5月24日(日)午後12時30分(ET)よりFOXで生中継される。レーススタートは同12時45分(ET)を予定している。

出典: Hagerty