Appleは2025年6月10日、主要な全てのオペレーティングシステムのバージョン26.5をリリースした。対象はiOS 26.5、iPadOS 26.5、macOS 26.5、watchOS 26.5、tvOS 26.5、visionOS 26.5、およびHomePodソフトウェア26.5となっている。
これらのアップデートは、いずれもライフサイクル後半にあたるため、大規模な機能追加は見られないが、Appleのセキュリティ脆弱性ページで公開された修正パッチに加え、新機能が幾つか追加されている。
RCSメッセージングのエンドツーエンド暗号化に初対応
今回の最大の注目点は、RCS(Rich Communication Services)メッセージングのエンドツーエンド暗号化に初対応したことだ。この機能を有効にすると、従来の「緑の吹き出し」で表示されるRCSメッセージが、iMessageと同等のセキュリティとプライバシー保護を受けられるようになる。
なお、この暗号化機能は現時点ではベータ版として提供されており、対応している携帯キャリアは限定的。Appleは今後、段階的に対応キャリアを拡大していくと発表している。暗号化されたチャットは、メッセージアプリ上で南京錠アイコンで表示される。南京錠が表示されていない場合は、RCSを使用していても暗号化されていないことを示す。
その他の主な変更点
- セキュリティ強化:Appleのセキュリティ脆弱性ページで公開された複数の脆弱性を修正。
- パフォーマンス改善:各OSの安定性とレスポンスの向上。
- バグ修正:報告された不具合の修正とUIの微調整。
今回のアップデートは、各OSのライフサイクル後半にふさわしい小規模な機能追加が中心だが、ユーザーのセキュリティと利便性の向上が図られている。
出典:
Ars Technica