NFLドラフトが新たな動員記録を樹立した。ピッツバーグ開催となった今年のドラフトでは、公式発表で80万5000人が来場し、2024年にデトロイトで記録した77万5000人を上回る結果となった。

しかし、この数字には注意が必要だ。NFLは「80万5000人ものファンがピッツバーグに足を運んだ」という印象を与えようとしているが、実際には同じ人が複数回カウントされている可能性が高い。

例えば、木曜日に来場した人が金曜日に再び来場したり、金曜日の来場者が土曜日にも足を運ぶケースが多発した。さらに、ドラフト会場の周辺エリアに入るたびにカウントされるシステムのため、同じ人が1日に何度もカウントされることになる。土曜日の長時間にわたるセッションでは、出入りが頻繁に行われ、最終的な数字が膨らむ要因となっている。

それでも、80万5000人という数字は非常に印象的な動員数であることに変わりはない。NFLがこの数字を強調するのも理解できるが、実態を踏まえた上で評価する必要がある。

ピッツバーグでの3日間の動員内訳は、木曜日に32万人、金曜日に28万人、土曜日に20万5000人だった。土曜日の早朝に降った雨の影響で、さらに多くの来場が見込まれていた可能性もある。

この記録は長くは続かないかもしれない。来年のドラフトはワシントンD.C.のナショナルモールで開催される予定だが、複数の出入口が設けられれば、同じ人が何度もカウントされることで、100万人を超える動員数が記録される可能性もある。