Valveは、販売終了となったSteamコントローラーの設計ファイルを一般公開した。これにより、既存の所有者は自作のアクセサリーや改造パーツを製作できるようになった。

公開されたファイルには、回路図や部品表、3Dモデルなどが含まれており、技術的な詳細が網羅されている。ValveはGitHub上でこれらのデータを提供しており、誰でも自由にダウンロードして利用できる。

設計ファイルの内容

  • 回路図と回路基板データ:コントローラー内部の電子回路設計
  • 部品表(BOM):必要な部品の詳細リスト
  • 3Dモデル:筐体や内部パーツのデザインデータ
  • ファームウェアソースコード:コントローラーの制御プログラム

目的と背景

Steamコントローラーは2015年に発売され、独自のタッチパッドやカスタマイズ可能なボタン配置で注目を集めた。しかし、販売不振により2019年に生産終了が発表された。Valveは今回の公開について、「コミュニティの創造性を支援し、長年にわたり愛用されてきたデバイスの寿命を延ばすため」とコメントしている。

今後の展望

設計ファイルの公開により、コントローラーの修理や改造が容易になるだけでなく、新たなアクセサリーの開発も期待される。例えば、専用のグリップやバッテリー拡張パック、さらには互換性のある新しいコントローラーの製作などが可能となるだろう。

Valveは今後も、Steamプラットフォームを支えるハードウェアやソフトウェアのサポートを継続する方針を示している。

出典: Engadget