今年初め、アース・テクニカは生成AIの活用実態を読者に公開する方針を発表していた。内部ルールを読みやすく、正確な文書にまとめる作業には想定以上の時間を要したが、完成した方針文書を公開するに至った。
同社の方針は2つの基本的な信念に基づいている。1つは「AIは人間の洞察力、創造性、独創性を代替できない」こと。もう1つは「AIツールは適切に活用すれば、専門家の仕事をより良いものにできる」という点だ。
これらの信念から、アース・テクニカが許容しない領域が明確になった。具体的には、AIが記事の執筆者、イラストレーター、映像制作者になることはない。AIツールは専門家が自身の仕事を支援するために活用されるべきであり、仕事そのものを回避するための手段や、将来的に仕事を奪う手段として使われるべきではない。
方針の要点
- 人間による執筆を堅持:アース・テクニカの記事、分析、コメントは全て人間が執筆する。
- AIツールの活用基準:AIツールは人間の監督下で活用され、編集上のあらゆる判断は人間が行う。
- 対象領域の網羅:テキスト、リサーチ、出典の扱い、画像、音声、動画まで、幅広い分野に方針が適用される。
方針文書の全文は以下から確認できる。また、サイト内のほとんどのページのフッターにもリンクが掲載されている。
出典:
Ars Technica