Amazonは、オプラ・ウィンフリーとの複数年にわたるライセンス契約を締結し、彼女のポッドキャストを自社プラットフォームで配信することを発表した。これにより、7月からポッドキャストの配信頻度が週2回に拡大される。

同コンテンツは、Prime VideoAmazon MusicFire TVチャンネルAudibleなどで視聴可能となる。新規エピソードは、引き続きYouTubeや他のポッドキャストプラットフォームでも公開される。

オプラのポッドキャスト形式と新たな展開

オプラは、2024年末にYouTubeでポッドキャストチャンネルを開設して以来、同形式を維持する。主な内容は、著名人や文化人へのインタビューで構成される。

さらに、Amazonとの提携により、「オプラのお気に入りリスト(Oprah's Favorite Things)」「オプラのブッククラブ(Oprah’s Book Club)」を基にしたスペシャルコンテンツも制作される予定だ。

過去の名作「オプラ・ウィンフリー・ショー」の活用方法も検討

Amazonは、オプラの代表作である「オプラ・ウィンフリー・ショー」の全25シーズンのライセンスも取得した。ただし、長年にわたるトーク番組の再利用方法については、現在検討中となっている。

Amazonのポッドキャスト戦略と収益モデル

昨年、Amazonはポッドキャスト事業を再編し、ナラティブ系ポッドキャストを扱うチームをAudibleと統合し、著名人ホストによる番組を担当する新部門「Creator Services」を設立した。この部門は、「New Heights with Jason and Travis Kelce」「Armchair Expert with Dax Shepard」などの人気ポッドキャストをAmazonの各サービスでプロモーションしている。

また、「オプラのブッククラブ」はAudibleKindleGoodreads、Amazonストアフロントと連携し、年間恒例の「お気に入りリスト」で紹介された商品はAmazonストアフロントで強調される。売上と広告収入はオプラとAmazonで分割される。

メディア業界におけるポッドキャスト獲得競争の加速

近年、大手メディア企業が人気ポッドキャストを獲得する動きが活発化している。動画ポッドキャストの普及に伴い、Netflixなどのストリーミングサービスも参入を強めている。オプラのポッドキャストは、2011年に終了した彼女のテレビ番組のファンにとって特に魅力的なコンテンツとなるだろう。

出典: Engadget