NFLのグリーンベイ・パッカーズは、ワイドレシーバー(WR)のドンケイビオン・ウィックスをフィラデルフィア・イーグルスに放出し、2026年の5巡目指名権と2027年の6巡目指名権を獲得した。このトレードは、パッカーズのドラフト戦略の一環として行われた。

パッカーズのゼネラルマネージャー(GM)であるブライアン・グテクスト氏は、5月7日のドラフト前の記者会見で、このトレードについて「ウィックスにとっても、パッカーズにとっても双方にとってプラスになる」と語った。

ウィックスの今後とパッカーズの選手層

ウィックスは2023年のドラフトで5巡目指名を受け、パッカーズで46試合に出場。通算108回のキャッチで1,328ヤード、11タッチダウンを記録した。しかし、パッカーズのWR陣はクリスチャン・ワトソン、ジェイデン・リード、マシュー・ゴールデンら有力選手が名を連ねており、ウィックスの出場機会が限られていた。

グテクスト氏は「ウィックスは素晴らしい選手で、将来の活躍が期待できる」としながらも、「契約最終年であり、今後の選手構成を考慮すると、トレードは理にかなっていた」と述べた。

ドラフト戦略と獲得指名権の重要性

今回のトレードで獲得した指名権は、今週開催されるドラフトに向けた柔軟な戦略に活用される。グテクスト氏は「指名権は選手を獲得するだけでなく、他チームとのトレード交渉を有利に進めるためにも必要だ」と語った。

現在、パッカーズは8つの指名権を保有しており、来年以降は11以上の獲得を目指す。グテクスト氏は「将来のチーム強化に向け、指名権の確保は不可欠だ」と述べた。

ウィックスの実績

2025年シーズン、ウィックスは30回のキャッチで332ヤード、2タッチダウンを記録した。パッカーズ在籍時の成績は、キャリア通算で108回のキャッチ、1,328ヤード、11タッチダウンに上る。