暗号資産(暗号通貨)取引所大手のコインベース(Coinbase)は、AI技術を活用した事業再編の一環として、約700人の従業員をレイオフすると発表した。

同社のCEO、ブライアン・アームストロング氏は3月15日、社内メモで「暗号資産市場の低迷が長期化しており、事業の持続可能性を確保するための構造改革が必要」と説明した。

今回のレイオフは、AI技術を活用した業務効率化やコスト削減を目的とした「AIネイティブ」な再編の一環と位置付けられている。具体的には、顧客サポートやバックオフィス業務の自動化、AIを活用したリスク管理の強化などが計画されている。

アームストロング氏は、「AIは当社の成長を加速させる重要な要素であり、今後も技術投資を強化していく」と述べた。

コインベースは2022年以降、暗号資産市場の下落や規制強化の影響で業績が悪化。2022年には1,100人以上の従業員を削減しており、今回のレイオフで累計の削減人数は1,800人を超える見込みだ。

同社は今後、AI技術を活用した新たなサービス展開やコスト構造の最適化を進め、市場回復に備える方針だ。

出典: Engadget