米国マサチューセッツ州フォックスボロ発:フランス代表の左サイドバック、テオ・エルナンデスは、2026年W杯での栄光を目指している。同国は2018年の優勝に続き、2022年大会では準優勝と、近年常に優勝候補の一角に位置している。

フランス代表は、12年ぶりのW杯優勝を目指す世代の選手たちで構成されており、エルナンデスにとっては今がチャンスだ。世界屈指の左サイドバックである彼は、今夏の大会で名実ともに世界を代表する選手の一人となることを目指している。これまでW杯優勝を経験していないことが、さらなる成功へのモチベーションとなっている。

左サイドからの攻撃をリードする存在

エルナンデスは、スピードとドリブル、セットプレーの脅威を武器に、左サイドから攻撃を展開する選手だ。時にはミッドフィールダーのように前線に進出し、得点機会の創出に貢献する。正確な前方パスやオーバーラップを駆使して、相手守備を崩す能力に長けている。

一方で、守備面では課題も残る。タックルの際にやや荒いプレーが目立ち、警告を受けるリスクもある。FIFAはグループステージと準々決勝後にイエローカードの累積をリセットする新ルールを導入したが、それでも警戒が必要だ。クラブのアル・ヒラルではボール奪取の機会が少ないため、代表ではより積極的な守備が求められる。

代表デビューからの軌跡と2022年W杯

エルナンデスは2021年9月のW杯予選でフランス代表デビューを果たした。兄のルーカスと共にピッチに立ち、その後も代表に定着。2022年W杯予選ではアドductor(内転筋)の負傷に見舞われたが、最終的に代表に選出され、主力として活躍した。

フランス代表は2022年W杯で決勝に進出したが、アルゼンチンとの試合はPK戦の末に敗れた。エルナンデスはグループステージの最終戦を除く全試合に出場し、チームの決勝進出に貢献した。決勝戦では先制点を挙げる活躍を見せたが、チームは優勝を逃した。

2026年大会では、エルナンデスにとってさらなる成長とチームの優勝が期待される。攻撃面での貢献はもちろん、守備面での改善が鍵となるだろう。

出典: SB Nation