2020年6月1日、米首都ワシントンのセント・ジョン聖公会教会前で開催された聖書朗読会に、トランプ前大統領が参加した。この出来事は、治安部隊が抗議デモ隊を催涙ガスで排除した後に行われたことで、大きな波紋を呼んだ。

当時、ジョージ・フロイドさんの死をきっかけとした人種正義を求める抗議活動が全米で激化していた。トランプ前大統領は、セント・ジョン聖公会教会の前で聖書を掲げる姿をメディアに公開した。

この行動は、抗議活動の最中に行われたことから、政治的なメッセージとして受け止められ、賛否両論を巻き起こした。また、教会の関係者からも批判の声が上がった。

当時の状況について、多くのメディアは、治安部隊の行動が抗議デモ隊の排除を目的としていたと報じた。一方で、トランプ前大統領側は、聖書を通じて平和と和解を訴える意図があったと主張した。

この出来事は、米国社会における分断の象徴として、今なお議論の的となっている。