ニューヨーク市の新たなアイコンに?コンポクトでおしゃれなテーブル型コンポスト容器

ニューヨーク市といえば、自由の女神、ミルトン・グレイザーの「I ❤️ NY」ロゴ、黄色いタクシーなどが思い浮かぶ。しかし、市民にとって身近で象徴的な存在となっているのが、茶色いボディにオレンジの留め具が特徴のコンポスト容器だ。

2024年にニューヨーク市は、家庭用コンポスト容器を無償配布したが、その後、55ガロン以下の容器であれば自由に使用できるようになった。このほど、ニューヨーク市環境衛生局(DSNY)とOnlyNYのコラボレーションにより、テーブル型のコンパクトなコンポスト容器が発売され、注目を集めている。

デザイン性と機能性を兼ね備えた新しいコンポスト容器

OnlyNYが手掛けたテーブル型コンポスト容器は、空気穴付きの蓋と8リットルの容量を備え、家庭でのコンポストを簡単に行えるよう設計されている。同容器は現在、先行予約販売中で、6月下旬に出荷が開始される予定。売り上げの一部はニューヨーク市に寄付される。

OnlyNYは2015年からニューヨーク市のライセンスパートナーであり、DSNYとのコラボレーションは今回で複数回目。同社の「NYCコレクション」には、ニューヨーク市公園局やニューヨーク市交通局とのコラボレーション商品も含まれている。

SNSで話題沸騰!「コンポストがかっこいい」という新たな価値観

テーブル型コンポスト容器のグラフィックやフォントが話題を呼び、SNS上で称賛の声が相次いでいる。ニューヨーク市環境衛生局のX(旧Twitter)アカウントが投稿した写真には、多くのユーザーが「かっこいい」「フォントが最高」とコメントを寄せた。

「フォントにうるさい人間を自認しているが、このフォントは最高だ。力強く、それでいて意外とカジュアルな雰囲気もある」
— Xユーザーのコメント

OnlyNYの共同創業者でクリエイティブディレクターのMicah Belamarich氏は、同社のブランドアイデンティティを象徴するフォントを基に、ニューヨーク市の公共広告風のデザインを取り入れたと述べている。

また、別のユーザーは「このコンポスト容器とコレクションは、ダサい商品の後に見る refresh な存在だ」とコメント。他のユーザーからは「まさに自分がターゲット層だ」といった声も上がった。

環境意識の高まりとニューヨーク市の取り組み

ニューヨーク市では、家庭ごみの30%を占める生ごみをコンポスト化することで、埋め立て処分場の負担軽減を目指している。テーブル型コンポスト容器の発売は、市民の環境意識を高め、持続可能なライフスタイルの普及を促す狙いがある。

OnlyNYのテーブル型コンポスト容器は、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムとして、ニューヨーク市民だけでなく、環境意識の高い人々からも注目を集めそうだ。