ブルーオリジン、ニュー・グレンの大幅な打ち上げ目標を発表
ブルーオリジンは今週、ニュー・グレンロケットの上段ステージ「クアトロ」のタンク製造を統括する「シニア・マネージャー」の求人を公開した。その求人情報には、同社の野心的な計画に関する重要な情報が含まれていた。
「専門家、技術者、エンジニアで構成されるチームの一員として、第2世代タンク製造のシニア・マネージャーを務め、ロケット上で最も構造的に複雑でスケジュールが重要なサブシステムである推進剤タンクの生産実行を担当します」
「クアトロ」は、現在のブースターを動かす2基のBE-3Uエンジンに代わり、4基のBE-3Uエンジンを搭載するニュー・グレンの強化型上段ステージのニックネームだ。ブルーオリジンは昨年11月、この強化型ニュー・グレン(第1段に9基、上段に4基のエンジンを搭載)の計画を発表していた。
ニュー・グレンの技術的進化
ニュー・グレンはブルーオリジンが開発中の大型再使用ロケットで、地球低軌道への大量輸送を目指す。同社のCEOであるボブ・スミス氏は、ニュー・グレンの打ち上げ頻度向上とコスト削減を重視していると述べた。
今回の求人情報から、同社が第2世代のタンク製造に注力していることが明らかになった。これは、推進剤タンクの製造効率と信頼性を高めるための取り組みとみられる。また、クアトロの導入により、ニュー・グレンの打ち上げ能力が大幅に向上する見込みだ。
今後の展望
ブルーオリジンは、ニュー・グレンの初号機打ち上げを2024年後半に予定している。しかし、同社の野心的なスケジュールを考慮すると、さらなる技術的課題や遅延の可能性も懸念される。今後の動向に注目が集まる。
- ニュー・グレンは、第1段に7基のBE-4エンジンを搭載予定
- 上段ステージ「クアトロ」は、4基のBE-3Uエンジンで構成
- ブルーオリジンは、打ち上げ頻度の向上とコスト削減を目指す
出典:
Ars Technica