米ABCは10月17日、レイチェル・ブルームと夫のダン・グレゴールが制作したコメディパイロット版「Do You Want Kids?(子供は欲しい?)」を放送しないと発表した。同作品は、結婚したカップルが子供の有無によって異なる人生を歩むという「スライディング・ドア」的なストーリーで、ブルームとローリー・スコーヴェルが主演、トレント・オドネルが監督を務めていた。
このニュースに対し、多くのクリエイターであれば沈黙を保ち、時間が解決するのを待つところだが、ブルームはInstagramで率直に心情を吐露した。彼女は「複数の失敗を悼む時期」にあると語り、プロジェクトそのものだけでなく、実現していたはずの未来も失ったと明かした。
「このプラットフォームでは成功談ばかりが投稿されることが多いけれど、今日は失敗と仲良くなろうと思います」
「プロジェクトが頓挫すると、その作品だけでなく、実現していたはずの人生も失ったように感じます。この作品で、私は5月にニューヨークのアップフロントスで発表される予定でした。ロサンゼルスに拠点を置く優秀なライター陣を雇い、8月から10月にかけて撮影を開始する計画でした。シーズンごとの構想も複数ありました」
ブルームは「過去6年間で複数の失敗を悼んできた」と述べ、それでも「作品そのものは決して悼まない」と強調した。彼女は「Crazy Ex-Girlfriend」以来となるテレビシリーズの制作プロジェクトであったが、2019年に同作が終了して以来、Netflixのコメディスペシャル「Rachel Bloom: Death, Let Me Do My Special」やHuluのコメディドラマ「Reboot」への出演など、精力的に活動を続けてきた。今後は「プラダを着た悪魔2」に出演予定となっている。
「Do You Want Kids?」は、ブルームとグレゴールが共同で制作し、スコーヴェルが主演、オドネルが監督を務めた作品。同作品は、子供の有無によって異なる結婚生活を描く「スライディング・ドア」的なストーリーであった。
ブルームはInstagramの投稿で「プロジェクトが失敗しても、その経験や失敗自体を悼む価値はある」と綴り、クリエイターとしての心境を率直に語った。