米ドラマ『ザ・ピット』のスター兼エグゼクティブプロデューサー、ノア・ワイリーは、ナイトシフトを中心としたスピンオフ構想に対し、否定的な見解を示した。同作の人気キャラクターたちの活躍は十分であり、新たな展開は必要ないとの考えを明かした。
ワイリーは13日放送のポッドキャスト番組『A Lot More』に出演し、「先日軽い気持ちで、『ナイトシフトはもう十分かな』と発言したが、ファンの皆さんはもっと見たいと思うかもしれない。それでも、私が適切だと思う範囲で提供していく」と語った。
この発言に対し、「傲慢で偉そう」との批判が寄せられたが、ワイリーは自身の立場を強調。「ナイトシフトのさらなる展開は必要ない。あのキャラクターたちは素晴らしいし、素晴らしいエネルギーを持っている」と述べた。
また、自身が11シーズンにわたり主演した『ER』の経験を踏まえ、救急救命室のナイトシフトの実態についても言及。「ナイトシフトで働いている人の多くは、母親だ。子どもと過ごす時間を確保するため、日中は家にいる人が多い。想像よりもずっと静かで、退屈なものだ」と語った。
それでも、ファンがナイトシフトのキャラクター、特に人気の高いDr.ジャック・アボット(演:ショーン・ハトシー)の活躍を求めていることは理解していると話す。「あのキャラクターたちは素晴らしい。私たちも彼らを活かしたいと思っている」と述べた。
さらに、スピンオフがドラマの魅力を薄めるリスクについても懸念を示した。「成功しているドラマをさらに展開させることで、その力が失われてしまうのではないか。フランチャイズ化することで、特別感が薄れてしまうのだ」と語った。
『ザ・ピット』シーズン3については、4月に開催されたPaleyFest LA 2026で、舞台を秋に移し、「寒さや異なるケースに挑戦する」と語った。シーズン1・2はHBO Maxで配信中。