NFLのドラフト指名を受けられなかった元ヴァンダービルト大学のQBディアゴ・パビア(23)が、ボルチモア・レイブンズと契約を結んだ。しかし、その契約内容は「サインボーナスなし」の完全なトライアウト契約となった。

レイブンズは当初、パビアを「ロースター外選手としてのトライアウト参加」という形で、新人ミニキャンプに招待していた。その後、90人枠のオフシーズンロースターに加入することで合意。一部メディアでは「3年契約」と報じられたが、これはドラフト外選手に対してNFLの労使協定で義務付けられた「標準契約」であり、 guarantees(保障)は一切ない。

具体的には、サインボーナスは支払われず、保障給与もない。レイブンズにとっては「リスクゼロ」の契約だが、パビアにとっては「チャンス」にすぎない。新人ミニキャンプ中に負傷した場合にのみ、負傷者リスト入りでわずかな経済的保障が得られるという仕組みだ。

レイブンズがパビアのプレーに納得すれば残留できるが、そうでなければ即解雇される。パビアにとっては、この契約が「最後のチャンス」となる。今後の活躍次第で、NFLでのキャリアが大きく変わる可能性を秘めている。