レクサスは、同社初となる3列シートのフル電気自動車(EV)「TZ」を発表した。この新型SUVは、レクサスの「静寂性」と「上質さ」を追求したモデルであり、これまでのハイランダーEVのコンセプトをさらに進化させた存在だ。

レクサスTZは、レクサスが得意とする静音性能を徹底的に追求。エンジンやモーターの騒音を最小限に抑え、車内はまるで空飛ぶタペストリーのような静けさを実現している。また、高級感あふれる内装には、上質な素材と精緻な加工が施されており、乗員全員に贅沢な空間を提供する。

レクサスTZの主な特徴

  • 静寂性の向上:モーターや空力性能の最適化により、従来のハイランダーEVよりも静粛性を高めた。
  • 3列シートの快適性:全席に独立したシートを採用し、大人3人が快適に着座可能。後席の足元スペースも余裕を持たせた設計。
  • 上質な内装:本革やウッドパネル、アルカンターラ素材を組み合わせた高級仕様。センターコンソールには大型タッチスクリーンを搭載し、直感的な操作性を実現。
  • 先進の安全技術:レクサスセーフティシステム+(プラス)を標準装備。衝突回避支援や車線維持支援など、最新の安全機能を網羅。
  • 航続距離と充電性能:一充電あたりの航続距離は約500km(WLTCモード)を想定。800V高速充電システムを採用し、10分で80%まで充電可能な急速充電に対応。

レクサスTZの発売と価格

レクサスTZの発売は2025年後半を予定しており、価格は未発表ながら、レクサスのブランド力を考慮すると、高級EV市場での競争力を発揮すると見込まれている。また、レクサスは今後、TZを皮切りに3列EVラインナップを拡充し、電動化戦略を加速させる方針だ。

「レクサスTZは、単なるEVではなく、静寂性と上質さを追求した究極のラグジュアリーカーです。乗員全員に贅沢な時間を提供することで、レクサスの新たな価値を創造します」
— レクサス広報担当

競合モデルとの比較

レクサスTZは、テスラモデルXやメルセデス・ベンツEQV、BMW iX3といった3列EV市場の競合モデルと比較される。レクサスは、静寂性と上質な内装で差別化を図り、高級EV市場での存在感を高める戦略だ。特に、レクサスの得意分野である「静けさ」と「快適性」を前面に押し出した点が特徴的だ。

レクサスTZ vs テスラモデルX

  • 静寂性:レクサスTZは、レクサス独自のノイズキャンセリング技術により、テスラモデルXよりも静粛性に優れる。
  • 内装:レクサスTZは本革やウッドパネルを多用した高級感あふれる内装で、テスラモデルXのモダンなデザインとは一線を画す。
  • 価格帯:レクサスTZの価格は未発表だが、テスラモデルXと同等かやや高めの設定が予想される。

レクサスTZ vs メルセデス・ベンツEQV

  • 快適性:レクサスTZは、独立した3列シートを採用し、後席の快適性を重視。EQVは2列シートが基本で、3列目はオプションとなる。
  • 航続距離:レクサスTZは約500km(WLTCモード)を想定しており、EQVの約400kmを上回る。
  • ブランド力:レクサスは日本ブランドの高級感で差別化を図り、EQVはドイツブランドの技術力をアピール。

今後の展望

レクサスは、2030年までに全世界の販売台数の約半数を電動車にする目標を掲げており、TZはその重要な一翼を担うモデルだ。今後、レクサスはTZを中心に3列EVラインナップを拡充し、電動化戦略を加速させる。また、レクサスは2026年以降、新型の3列EVも投入する予定で、ますます競争が激化する3列EV市場での存在感を高めていく方針だ。

出典: Engadget