今週のロケット開発ニュースをまとめた「ロケットレポート第8.39号」が公開された。大型ロケットの動向に注目が集まる中、スペースXの「スターシップ」は次回のテスト飛行に向けた準備を進めており、5月にも打ち上げられる可能性が示唆されている。
また、ブルーオリジンの月面貨物着陸機「ブルームーン」による初の月面着陸ミッションが今後数か月以内に予定されており、この成果はNASAが2028年に計画する有人月面到達の実現可能性を左右する重要な要素となる。
米宇宙軍が発表した「ゴールデンドーム」SBI開発企業12社
米宇宙軍は4月24日、ペンタゴンの「ゴールデンドーム」イニシアチブに参加する12社を発表した。このプロジェクトは、米国本土をドローンや弾道・極超音速・巡航ミサイルから防衛する多層防衛システムの構築を目指すものだ。Ars Technicaが報じた。
選定された企業は以下の通り:
- アンドゥリル・インダストリーズ
- ボーイング・アレン・ハミルトン
- ジェネラル・ダイナミクス・ミッション・システムズ
- GITAI USA
- ロッキード・マーティン
- ノースロップ・グラマン
- クインタ
- レイセオン
- サイ・テック
- スペースX
- トゥルー・アノマリー
- トゥリオン・スペース
各社は異なる分野で協力し、SBI(宇宙配備迎撃システム)のプロトタイプ開発と試験を担当する。契約総額は最大32億ドルに上り、今後本格的な量産段階に移行すればさらに高額な費用が見込まれる。
今後の注目打ち上げカレンダー
次回の注目打ち上げは以下の通り:
- ファルコンヘビー:スペースXによる大型ロケットの復活飛行。商業衛星や軍事ミッションへの活用が期待される。
- ソユーズ5:ロシアが開発を進める新型ロケットの初飛行。ウクライナ侵攻の影響で開発が遅れていたが、近年の再開が報じられている。
- ブルームーン:ブルーオリジンの月面貨物着陸機。NASAのアルテミス計画との連携が注目される。
出典:
Ars Technica