ビットコイン採掘業界の大手企業7社が、Stratum v2プロトコルの採用を推進する作業部会に新たに加盟した。ANTPOOL、Block Inc、F2Pool、Foundry、Spiderpool、MARA Foundation、DMNDの各社が参加し、業界全体の効率化と分散化を目指す取り組みが加速する。

Stratum v2作業部会は2022年、BraiinsとSpiralによって設立され、ベンダー中立のオープン規格としてStratum v2プロトコルの開発と維持を担っている。従来のStratumプロトコルを大幅に改良したStratum v2は、処理効率の向上、プライバシーとセキュリティの強化、採掘の分散化促進など、多くの利点を提供する。

新たに加盟した企業はいずれも採掘業界の重要なプレーヤーであり、実運用規模での互換性と機能性の確保に向けた取り組みが大きく前進する。また、業界全体でStratum v2が将来の標準となる方向性に合意が形成されつつあることも示している。

業界リーダーが表明するStratum v2への期待

ANTPOOLのCEO、Andy Zhou氏は次のように述べた。「Stratum V2の普及を支援できることを誇りに思います。オープンで相互運用可能な規格に統一することで、業界全体の効率性、セキュリティ、分散化の向上に向けた協力体制が強化されます」

Stratum v2の主な特徴として、大規模な採掘機器群の効率的な管理、エンドツーエンド暗号化、採掘者自身によるブロックテンプレートの作成(対応プールと連携)などが挙げられる。

SpiderpoolのCTO、Kenway Wang氏は次のようにコメントした。「分散化は当社のミッションの中核です。Stratum V2は採掘者が独自のテンプレートを構築できるようにすることで分散化を支援し、特に帯域幅制約の厳しい環境下にある採掘者の効率性向上にも貢献します」

Stratum V2作業部会の役割と今後の展望

Stratum V2作業部会は、Stratum v2プロトコルの開発、採用、相互運用性の向上を目的としたオープンな共同イニシアチブだ。公開仕様の維持と、開発者と業界関係者間の調整機能を提供している。