「嵐が丘」新映像版、4K Ultra HD Blu-rayで発売
エメラルド・フェンネル監督による「嵐が丘」が、4K Ultra HD Blu-rayで発売されました。豪華なプロダクションデザイン、印象的なサウンドトラック(グリッター感のあるCharli xcxの楽曲を含む)、そしてスウェーデン人撮影監督リヌス・サンドグレンによる映像美を堪能できます。
撮影監督リヌス・サンドグレンが語るビジョン
「嵐が丘」は、エマ・ブロンテの19世紀小説をモダンかつアンチョラな解釈で描いた作品で、マーゴット・ロビーがキャシー、ジェイコブ・エルordiがヒースクリフを演じています。階級を超えた愛の物語が、壮大なスケールで展開されます。
今回、撮影監督のリヌス・サンドグレン氏に「嵐が丘」の映像表現について伺いました。なお、サンドグレン氏は現在「Dune: Part Three」の撮影に向けた準備中(前任のグレイグ・フレイザーはサム・メンデス監督のビートルズ映画に参加)で、詳細は伏せられていますが、今後「Dune: Part Three」についても語られる機会があるとのことです。
映像美の原点:フェンネル監督のビジョン
ザ・ラップ:プロジェクト開始時、フェンネル監督と映像の方向性についてどのような話をしましたか?
まず、彼女のビジョンについて話し合いました。私は原作を読んでおらず、彼女の脚本を読みました。彼女は言葉少なくビジョンを説明するのが得意で、その説明から映像が浮かぶんです。例えば「ソルトバーン」では、浴槽を舐めるシーンの説明から、具体的な映像が頭に浮かびました。
「嵐が丘」の場合も、彼女が初めて本を読んだ時のイメージが核となっています。彼女の近所にあるブリュタリズム建築や、子供時代に見た映画など、さまざまなインスピレーションが融合していました。彼女は特定の世界観を作り上げたかったのです。
彼女の夢は、すべてをステージ上で撮影すること。特定の世界観を作り出すために、ランダムな家ではなく、ステージで撮影することを望んでいました。彼女のビジョンは、長年にわたって進化してきたもので、衣装やデザインにも非常に具体的なアイデアがありました。
例えば、岩の要素を取り入れ、壁に動物の不鮮明な断片(実際は豚の脚と胸の間の部分だが、別のもののように見える)を配置するなど、遊び心とインスピレーションに満ちた空間でした。必ずしも映画に直接登場するわけではありませんでしたが、私たちの作業を助ける重要な参考資料となりました。
「Dune: Part Three」への期待
サンドグレン監督は現在、デン・ヴィルヌーヴ監督の「Dune: Part Three」の撮影準備中です。前任のグレイグ・フレイザーはサム・メンデス監督のビートルズ映画「EM1」に参加しています。詳細はまだ明かされていませんが、今後のインタビューで「Dune: Part Three」についても触れられる可能性があります。