「バイオハザード」フランチャイズは、2002年の初公開以来、世界興行収入12億ドル超を記録し、巨大な人気を誇ってきた。しかし、数年前に行われたリブートの試みは失敗に終わり、ソニー・ピクチャーズは再び新たな挑戦を始めている。

今回、同スタジオはザック・クレッガー監督を起用した。クレッガー監督は昨年、アカデミー賞を受賞したホラー映画「ウェポンズ」の脚本・製作・監督を務めた実績を持ち、その才能が期待されている。ソニー・ピクチャーズは、クレッガー監督による新たな「バイオハザード」映画のティザー映像をCinemaConで初公開し、一般にも公開を開始した。

「バイオハザード」フランチャイズの歴史と課題

1996年に第1作のゲームが発売された「バイオハザード」は、商業的にも批評的にも大成功を収め、その後数々の続編ゲーム、コミック、小説、そして映画フランチャイズへと発展した。映画シリーズはポール・W・S・アンダーソン監督により、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で製作され、ゲームの主要キャラクターや基本設定を踏襲しつつも、ストーリーは大きく異なっていた。批評家からの評価は分かれたものの、興行的には大成功を収めた。

しかし、2017年に始まったリブートプロジェクトは、2021年に「バイオハザード:ラコーンシティへようこそ」として公開された。ロバート・ヨハンソン監督は、ゲームの雰囲気を忠実に再現し、特に第1作に登場したスペンサー邸の固定カメラアングルを取り入れるなど、従来のシリーズとは一線を画したアプローチを試みた。しかし、同作は批評家から酷評され、興行的にも失敗。製作費2500万ドルに対し、世界興行収入はわずか4200万ドルにとどまり、続編の計画は中止された。さらに、2022年にはNetflixで放送されたシリーズも、シーズン1の評価が低く、打ち切りとなった。

新たな挑戦:クレッガー監督の起用

今回の新作では、クレッガー監督がホラージャンルの経験と革新的な視点を活かし、フランチャイズの新たな可能性を模索する。ティザー映像では、未知の脅威に直面する主人公の姿が描かれており、ファンからは大きな期待が寄せられている。

「バイオハザード」フランチャイズは、これまで数々の変遷を経てきたが、今回の新たな試みが成功を収めるか、注目が集まっている。