2027年のNFLドラフトは、早すぎる話題かもしれない。しかし、注目度が高いQBクラスの将来を占う上で、今から予想する価値はある。2027年のドラフト候補は、QBだけでなく、WRも注目株が揃う一方で、オフェンシブラインの層の薄さが際立っている。

QB争いは白熱、WRも注目選手が多数

2027年のドラフトで最も注目を集めるのは、QB陣だ。特に、オレゴン大学のダンテ・ムーアとテキサス大学のアーチ・マニングの2人が、全体1位指名の最有力候補とされている。現時点では、どちらが指名されるかは五分五分と見られている。

しかし、このドラフトクラスで最も注目すべき選手は、QBではないかもしれない。オハイオ州立大学のジェレマイア・スミスは、長年に見る優れたレシーバーであり、リーグを変える可能性を秘めている。

QBとWRの層の厚さが目立つ一方で、オフェンシブラインの層の薄さが懸念材料だ。特に、内側のラインマンに関しては、1巡指名に値する選手がいない状況だ。これは、ドラフトでラインの補強を必要とするチームにとっては、厳しい状況と言える。また、エッジラッシャーの層も薄く、2026年と比較しても完成度の高い選手が少ないため、チームは特性重視の選手を探す必要があるだろう。

2027年ドラフト1巡目指名予想

以下は、スーパーボウルのオッズを基にしたドラフト順位に基づく、2027年ドラフト1巡目の指名予想だ。

順位チーム選手名ポジション出身校
1マイアミ・ドルフィンズダンテ・ムーアQBオレゴン大学
2ニューヨーク・ジェッツアーチ・マニングQBテキサス大学
3アリゾナ・カージナルスジュリアン・サインQBオハイオ州立大学
4クリーブランド・ブラウンズジェレマイア・スミスWRオハイオ州立大学
5テネシー・タイタンズコリン・シモンズEDGEテキサス大学
6ニューオーリンズ・セインツディラン・スチュワートEDGEサウスカロライナ大学
7ラスベガス・レイダースライアン・ウィリアムズWRアラバマ大学
8アトランタ・ファルコンズレナード・ムーアCBノートルダム大学
9ピッツバーグ・スティーラーズD.J. ラグウェイQBベイラー大学
10ミネソタ・バイキングスO.J. フレデリック・ジュニアCBマイアミ大学
11ニューヨーク・ジェッツ(コルツ経由)トレバー・グースビーOTテキサス大学
12タンパベイ・バッカニアーズアーマド・ハーディRBミズーリ大学
13ワシントン・コマンダースカム・コールマンWRテキサス大学
14ニューヨーク・ジャイアンツジョーダン・ロスDLLSU
15シンシナティ・ベンガルズエリジャ・ラッシングEDGEオレゴン大学
16ニューヨーク・ジェッツ(カウボーイズ経由)デイビッド・ストーンDLオクラホマ大学
17ヒューストン・テキサンズジョーダン・シートンOTLSU
18カンザスシティ・チーフスエリス・ロビンソン4世CBジョージア大学
19ダラス・カウボーイズ(パッカーズ経由)マーク・フレッチャーRBマイアミ大学
20カロライナ・パンサーズコイ・ペリッチSオレゴン大学
21ロサンゼルス・チャージャーズA’マウリ・ワシントンDLオレゴン大学
22デトロイト・ライオンズアシュトン・ハンプトンCBクレムゾン大学
23フィラデルフィア・イーグルスデイモン・ウィルソン・ジュニアEDGEマイアミ大学
24デンバー・ブロンコスジェイデン・ジャクソンDLオクラホマ大学
25ボルチモア・レイブンズマリオ・クレイバーWRテキサスA&M大学
26サンフランシスコ・49ersジャスティン・スコットDLマイアミ大学
27シカゴ・ベアーズネイト・フレイジャーRBジョージア大学
28ジャクソンビル・ジャガーズサミー・ブラウンLBクレムゾン大学
29ニューイングランド・ペイトリオッツジャマリ・ジョンソンTEオレゴン大学
30ロサンゼルス・ラムズラノリス・セラーズQBサウスカロライナ大学
31バッファロー・ビルズK.J. ボールデンSジョージア大学
32シアトル・シーホークスマラード・ワトソンDLテキサス大学

ドラフトクラスの特徴と今後の展望

2027年のドラフトクラスは、QBとWRの層の厚さが目立つ一方で、オフェンシブラインの層の薄さが課題だ。特に、内側のラインマン不足は深刻で、ドラフトでラインの補強を必要とするチームにとっては、厳しい状況が予想される。また、エッジラッシャーの層も薄く、完成度の高い選手が少ないため、チームは特性重視の選手を探す必要があるだろう。

今後の大学シーズンの結果次第で、ドラフトの評価は大きく変わる可能性がある。特に、ムーアとマニングの2人のQBの活躍次第で、ドラフトの流れが大きく変わることも考えられる。また、ジェレマイア・スミスをはじめとするWR陣の活躍も注目される。

出典: SB Nation