Ankerは、独自開発のAIチップ「Thus」を発表した。同社は、このチップにより音声機器やモバイルアクセサリー、IoT機器にローカルAI機能を搭載できると主張している。
Thusは、世界初のニューラルネットワーク型計算インメモリAI音声チップで、従来のチップと比較して小型かつ低消費電力を実現。これにより、小型デバイスへのAI機能の搭載が可能になるという。
AnkerのCEO、スティーブン・ヤン氏は、既存のAIチップとThusを比較し、「これまでのAIチップは、モデルを片側に保存し、計算を反対側で行う構造でした。そのため、デバイスは毎秒何度も多数のパラメータを転送する必要がありました。しかしThusは、計算とメモリを一体化することで、この問題を解決します」と述べている。
また、Thusの特徴として、以下が挙げられる。
- 高効率な処理:計算とメモリを一体化することで、データ転送の負荷を大幅に削減
- 低消費電力:小型デバイスでも安定して動作する省電力設計
- 高い拡張性:音声認識や自然言語処理など、幅広いAI機能に対応
Ankerは、Thusを搭載した製品を順次発売する予定で、今後数年間で全製品にAI機能を展開していく方針だ。
出典:
The Verge