ティム・クック氏がCEOを務めていた時代のMacは、数々の低迷期を経験した。バタフライキーボードの失敗、USB-Cへの不完全な移行、Touch Barのポテンシャルの未活用、そして時折見られたインテルチップの性能不足──。Macユーザーにとって、これはまさに暗黒時代と呼べる期間だった。

その間、AppleはiPadへの注力を強め、Macに対するイノベーションやケアが薄れていったように感じられた。しかし2020年、Apple Siliconへの移行がその状況を一変させた。新しいチップは圧倒的な性能を発揮し、Appleは「とにかく薄く」という方針から脱却し、使いやすさと性能のバランスを重視する方向へと舵を切ったのだ。

その結果、Macは新たな黄金時代を迎えている。かつての失敗や課題を克服し、再びユーザーから高い評価を得る製品へと生まれ変わったのである。

出典: The Verge