Capital B、ビットコイン12枚を追加取得 保有量は2,937 BTCに

Capital B(ザ・ブロックチェーン・グループ傘下の上場企業)は、ビットコイン12枚を新たに取得し、保有量を2,937 BTCに拡大したことを明らかにした。同社は今回の取得に80万ユーロを投じ、総保有額は2億7,010万ユーロに達した。平均取得単価は9万1,975ユーロで、2026年初頭から続くビットコイン戦略の一環として実施された。

年初来のBTC利回りは1.57%を記録

Capital Bによると、2026年の年初来でBTC利回りは1.57%となり、44.4 BTC(290万ユーロ相当)の含み益を計上した。四半期ベースでは利回り0.85%、24.4 BTCの含み益を記録した。直近では、4月10日に37 BTC(230万ユーロ)を1枚あたり6万892ユーロで取得しており、引き続きビットコイン・トレジャリー戦略を推進している。

資金調達と株式発行を実施

今回のビットコイン取得に伴い、Capital Bは複数の資金調達策を実施した。まず、2025年1月に発行された1,660万BSA 2025-01ワラントの全額行使により、236万株の普通株式に転換された。この取引で約129万ユーロを調達した。ワラントは4月10日に満期を迎え、未行使分は無効となった。

また、TOBAMとのATM(市場時価発行)契約に基づき、37万711株の新規発行を実施。平均発行価格は0.60ユーロで、総額22万ユーロを調達した。発行価格は市場取引高や前日のベンチマークに基づく割引価格で設定された。調達資金は今回のビットコイン取得に充当された。

ビットコインを準備資産とする戦略

Capital Bは、「ビットコイン・トレジャリー企業」を標榜しており、将来的に1株あたりのビットコイン保有量を増やすことを目標としている。これは、ビットコインを準備資産として活用する上場企業が増加する中で注目を集める戦略だ。

今回の取得に関わるカストディと実行はSwissquote Bank Europe SAが担当し、資産のセキュリティはTaurusのインフラを通じて確保された。同社はデータインテリジェンス、AI、分散型技術コンサルティングを手掛ける子会社を運営しており、株式はEuronext Growth Parisに上場している。

同社の株主構成は、機関投資家と個人投資家が混在しており、Blockstream Capital PartnersTOBAMファンドなどが名を連ねる。

発行済株式数は、普通株式が約2億7,490万株、完全希薄化ベースで約3億9,480万株となっている。

同業他社の動向:MicroStrategyが34,164 BTCを追加取得

同日、MicroStrategy(MSTR)は3万4,164 BTC(25億4,000万ドル相当)を新たに取得し、保有量を81万5,061 BTCに拡大した。平均取得単価は約7万5,527ドルで、ブラックロックを抜いてビットコイン保有量で首位となった。同社の保有額は現在ほぼ損益分岐点にあり、ビットコイン価格は7万5,000ドル前後で推移している。

免責事項

本記事はBitcoin Magazineが報じた内容に基づく。Bitcoin MagazineはNakamoto Inc.(NASDAQ: NAKA)が所有しており、同社はUTXO Managementも傘下に置く。UTXO ManagementはCapital Bに投資を行っている。