「ダットン・ランチ」とは?

人気シリーズ「イエローストーン」のスピンオフ作品「ダットン・ランチ」が、いよいよ始動した。テイラー・シェリダンが手掛ける本作は、直近の「マーシャルズ」に続く新作ながら、メインシリーズの実質的な後継作と位置づけられている。物語の中心には、シリーズを象徴するキャラクターであるベス・ダットン(ケリー・レイリー)とリップ・ウィーラー(コール・ハウザー)が据えられ、ストリーミングならではの過激な描写で注目を集める。

ベス・ダットン(ケリー・レイリー)

ベス・ダットンは、ジョン・ダットン3世(ケヴィン・コスナー)の娘として「イエローストーン」で活躍したキャラクターだ。金融業界で活躍する彼女は、常に「最も怖い人間」として振る舞う強靭な存在だった。しかし「ダットン・ランチ」では、そのキャラクターに変化が見られる。夫のリップと養子のカーター(フィン・リトル)との新生活を模索する中で、かつての厳しさを保ちつつも、穏やかさを取り戻しつつある。

物語は、モンタナの自宅が焼失した後、一家がテキサスへ移住するシーンから始まる。しかし、平穏な生活は長くは続かず、新たなトラブルが彼らを待ち受けるのだ。

ケリー・レイリーは、舞台とスクリーンで活躍する実力派女優だ。ロバート・ゼメキス監督の「フライト」でデンジル・ワシントンと共演したほか、ガイ・リッチー監督の「シャーロック・ホームズ」シリーズ(ロバート・ダウニーJr.と共演)や、シーズン2の「トゥルー・ディテクティブ」に出演。さらに、名作「アゴサ・クリスティーの名探偵ポワロと黄泉からの招待状」にも出演している。

リップ・ウィーラー(コール・ハウザー)

リップ・ウィーラーは、ジョン・ダットン3世の忠実な部下であり、実質的な養子のような存在として「イエローストーン」に登場した。当初は、ダットン家の秘密を守るために暴力も厭わない「用心棒」として描かれていたが、物語が進むにつれ、ベスとの関係が深まり、次第に穏やかな性格へと変化。最終的にベスと結婚し、主に尊敬される存在へと成長した。

「ダットン・ランチ」では、リップの忠誠心はベス、カーター、そして新たにテキサスで築くダットン家の未来へと向けられている。しかし、平凡な生活はすぐに波乱に満ちたものへと変わるだろう。

コール・ハウザーは、名優ウィングス・ハウザーの息子として知られ、キャリア初期にはリチャード・リンクレイター監督の傑作「ダズド&コンフューズド」や、ジョン・シングルトン監督の「ハイヤー・ラーニング」、ガス・ヴァン・サン監督の「グッド・ウィル・ハンティング」に出演。その後も「ピッチブラック」「2 Fast 2 Furious」「オリンパス・ハズ・フォallen」などの話題作に出演し、ブルース・ウィリスとの共演作「ハートウォー」「ティアーズ・オブ・ザ・サン」「ダイ・ハード4.0」「アクト・オブ・バイオレンス」を含む計4作品で共演を果たしている。

アネット・ベニング(ビューラ・ジャクソン)

アネット・ベニングは、新たなキャラクター「ビューラ・ジャクソン」として「ダットン・ランチ」に出演する。詳細はまだ明らかにされていないが、テキサスの地でダットン家と関わる重要な役割を担うことが期待されている。

「ダットン・ランチ」は、テイラー・シェリダンの手による「イエローストーン」の世界観をさらに広げる作品として、ファンから大きな注目を集めている。ベスとリップの新たな冒険に、今後の展開が期待される。

出典: The Wrap