ミルウォーキー(2026年5月13日)— サンディエゴ・パドレスのフェルナンド・ Tatis Jr.選手(背番号23)が、5月13日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で3回にシングルヒットを放ち、一塁へと駆け込む。同試合はアメリカンファミリー・フィールドで開催された。写真:Kylie Bridenhagen/MLB Photos via Getty Images

ドジャースの圧倒的優位が続くNL西地区

ロサンゼルス・ドジャースがNL西地区で優勝を逃したのは2021年、ワールドシリーズ制覇の翌年だった。その後、ドジャースは2年連続でワールドシリーズを制覇し、FA市場や育成システムからスター選手を獲得して戦力を強化。MLBの長いシーズンは、平均的な成績が異常値を上回る傾向にあるが、その一方でシーズンが進むにつれて勝敗の均衡が崩れやすくなる。

2025年の地区優勝争いでは、パドレスがドジャースに3ゲーム差まで迫ったが、トロント・ブルージェイズに7ゲーム差で敗退。今シーズンも120試合の長丁場が、選手の持久力と覚悟を試す戦いとなる。

FanDuelのオッズが示す優勝確率

FanDuelではNL西地区優勝のオッズが発表されており、シーズン序盤の40試合の成績から優勝チームを予測できるか注目されている。ドジャースは-900の圧倒的な favorites で、層の厚いロースターと強力な先発陣を誇る。

しかし、5月中旬時点で攻撃面に課題が残る。大谷翔平選手が先発登板間の不振に見舞われ、キャリアで初めて連続で無安打に終わるなど、打線の調子が上がらない。その一方で、アンディ・ページス(9本塁打、35打点)とマックス・マンシー(11本塁打、OPS.917)が攻撃を支え、今週からムーキー・ベッツ選手が復帰する。先発ローテーションは大谷、ジャスティン・ウォーブレスキー、タイラー・グラスノー、吉見祐治の4本柱が安定しており、打線の不振をカバーしている。

パドレスの逆転優勝の可能性

パドレスは+800のオッズで、攻撃の出遅れにもかかわらず地区2位に浮上。wRC+(リーグ平均を100とした打撃指標)は25位と低迷するが、マイケル・キング(防御率2.76)とランディ・バスケス(防御率3.05)が故障者続出の先発陣を支えている。打線では、ザンダー・ボガーツ選手が奮闘し、フェルナンド・ Tatis Jr.選手、マニー・マチャド選手、ジャクソン・メリル選手が徐々に本来の成績に近づいている。

ダイヤモンドバックスの若手に期待

アリゾナ・ダイヤモンドバックスは+3000のオッズながら、2023年のワールドシリーズ進出を支えた若手選手に再び注目が集まる。コービン・キャロル選手が手の骨折から復帰し、若手有望株ライアン・ワルドシュミット選手が昇格。打線を牽引しているのは34歳のイルデマロ・バルガス選手で、打率.331、7本塁打を記録している。

「長いシーズンは、才能だけでなく、選手の精神力と持久力が試される。パドレスやダイヤモンドバックスの若手がどれだけ成長できるかが、地区優勝のカギを握る」
— MLBアナリスト

優勝オッズの比較

  • ドジャース:-900(圧倒的 favorites)
  • パドレス:+800
  • ダイヤモンドバックス:+3000
出典: SB Nation