ソニーの家庭用ゲーム機「PlayStation 5(PS5)」で、Linuxを動作させる方法が開発者によって公開された。開発者のアンディ・グエン氏は先月、PS5上でUbuntuを動作させ、PCゲームをプレイできることを実証していたが、このたびGitHub上で具体的な導入手順を公開した。
この方法は「ソフトモッド」と呼ばれる手法で、PS5の電源を切ったり再起動したりすると、Linux環境は消滅する仕組みとなっている。しかし、一時的にLinuxを起動させることで、PCゲームの実行や高度なグラフィック機能を活用したプレイが可能になるという。
動作が確認されたゲームとパフォーマンス
これまでに動作が確認されたゲームには、以下のタイトルが含まれる。
- Grand Theft Auto V(GTA V):60fpsで動作し、レイトレーシング機能が強化された状態でプレイ可能
- Spider-Man:1440p解像度・60fpsで動作
導入に必要な条件と注意点
現時点では、すべてのPS5でこの方法が利用できるわけではなく、特定のバージョンのPS5に限定されている。また、導入には技術的な知識が必要とされ、不適切な操作によるシステムへの影響リスクも伴うため、慎重な実施が求められる。
グエン氏は、PS5の脆弱性を悪用することでLinux環境を構築しているとみられ、今後さらなる改良や対応バージョンの拡大が期待される。
出典:
The Verge