開幕直後に新人王レースをリードするマイルズ

WNBA2026-27シーズンが開幕して間もないこの時期に、早くも新人王レースの有力候補が浮上している。ミネソタ・リンクスの新人ガード、オルiviaマイルズ(ドラフト全体2位指名)が、その注目の的だ。

マイルズは開幕戦となる5月9日のアトランタ・ドリーム戦で、21得点8アシスト3リバウンド2スティール2ブロックを記録し、リーグ屈指の才能ぶりを披露した。リンクスは今シーズン、主力選手の半数が移籍するという厳しい状況下で戦っているが、マイルズの活躍はチームの明るい材料となっている。

「彼女はリーグを代表する選手になるだろう。まだデビュー戦の段階だが、彼女のパスセンスは圧倒的だ。まさに世代を超えた存在と言える」
ネイト・ティベッツ(フェニックス・マーキュリーHC)

続く5月13日のフェニックス・マーキュリー戦では、13得点7リバウンド6アシストを記録し、チームの勝利に貢献。開幕2試合で既にリーグを代表する新人としての地位を確立しつつある。

他の新人候補の動向

ドラフト上位指名選手の中でも、マイルズほどの活躍を見せている選手はまだいない。

  • アジ・ファッド(全体1位、ダラス・ウィングス):開幕戦で3得点にとどまり、ベンチスタートとなった。ウィングスのガード陣の厚さが影響し、出場機会が限られている。
  • アワ・ファム(全体3位、シアトル・ストーム):現在も海外でプレー中。ストームデビューの時期は未定だ。
  • ローレン・ベッツ(全体4位、ワシントン・ミスティクス):ベンチからの出場が中心で、主力選手の控えとしての役割が主となっている。
  • ガブリエラ・ハケス(全体5位、シカゴ・スカイ):開幕戦で10得点7リバウンド2アシスト2スティールを記録し、マルチな活躍を見せた。しかし、スカイにとっては主にロールプレイヤーとしての貢献が期待されている。

注目されるその他の新人選手

ドラフト外の新人選手にも注目すべき活躍を見せている選手がいる。

  • ジョバナ・ノジッチ(フェニックス・マーキュリー):28歳のセルビア人ガード。デビュー戦で19得点を記録し、続く試合でも16得点をマーク。ベテランながらも即戦力として活躍している。
  • エマ・チェコヴァ(ミネソタ・リンクス):マイルズと同じチームでプレーする新人。出場機会は限られているが、将来の成長が期待される。
  • ポリーヌ・アスティエ(ニューヨーク・リバティ):24歳のフランス人ガード。開幕から好調で、リバティの若手陣を牽引する存在となっている。
  • ノエミー・ブロシャン(フェニックス・マーキュリー):フランス出身の新人。出場機会は限られているが、将来の成長が期待される選手の一人だ。

マイルズの今後の展望

シーズン序盤とはいえ、マイルズの活躍は新人王レースにおける彼女の優位性を示している。今後もリンクスの中心選手として成長を続ければ、リーグを代表する選手へと成長する可能性は高い。

一方で、他の新人選手たちもマイルズに追いつくチャンスは十分にある。特に、ドラフト上位指名選手や海外経験豊富な選手たちは、シーズンを通してマイルズに挑戦する存在となるだろう。

出典: SB Nation