イリノイ州グリーンビルの刑務所を訪れた際の体験談。金属探知機を通過した後、ボディーチェックは行われなかった。警備員は蛍光インクで手首に印を付け、黒光りするその印が確認された。

背景調査を無事に通過したため、身分証明書の代わりに持参した本が用いられた。受刑者たちは体育館の観客席に整然と座り、湿気を含んだ空気には汗と筋力トレーニングの匂いが混ざっていた。

朗読が始まると、彼らは指を鳴らして励まし、アイスクリームを舐めながら聴き入った。清潔なカーキ色のユニフォームを着た彼らは、丁寧に手を挙げて個人的な質問を投げかけ、その後列をなして握手を求めた。まるで外交官のように振る舞う姿に驚かされた。

ある有名な経済学者が資本主義について彼らと議論したが、彼らは「資本主義は信頼ではなく嘘に基づいている」と主張した。さらに「嘘をつけば、大統領になれる」と語ったという。