米国時間5月12日(火)、インディアナポリス・モータースピードウェイで行われたインディ500予選練習中、HMDモータースポーツ with AJフォイト・レーシングのキャサリン・レッグ選手(11番車)がクルーと打ち合わせを行った。
ベテランドライバーのレッグ選手が、モータースポーツ界で最も過酷なチャレンジの一つとされる「ダブル」に挑む。
メモリアルデー・ウィークエンドに開催される2026年インディ500では、HMDモータースポーツ with AJフォイト・レーシングの11番車「e.l.f. Cosmetics」Chevroletをドライブ。その後、わずか数時間後に開催されるコカ・コーラ600(シャーロット・モータースピードウェイ)では、Live Fastモータースポーツの78番車Chevroletをドライブし、同日制覇を目指す。
同日に両レースに出場する「ダブル」に挑むのは、これまでにわずか5人しかいない。ジョン・アンドレッティ、トニー・スチュワート、ロビー・ゴードン、カート・ブッシュ、そして直近では2024年と2025年に達成したカイル・ラーソン選手の5名。シーズン中に両レースに出場したドライバーは計14名に上るが、同日に開催されるレースに出場したのはこの5名のみだ。
レッグ選手は、この挑戦で女性初の快挙を達成することになる。1976年にはジャネット・ガスリー選手がコカ・コーラ600(当時はワールド600)に出場したが、インディ500の予選落ちにより「ダブル」達成はならなかった。
レッグ選手はこれまでに出場した4回のインディ500全てで予選を通過しており、2023年には同レースにおける女性最速予選記録を樹立した。さらに2026年シーズンには、5月10日に開催されたワトキンス・グレンでのNASCARカップシリーズデビューも果たしている。