イーベイは現地時間11月14日、ゲームストップからの買収提案を拒否する旨の書簡を同社CEOのライアン・コーエン氏に送付した。提案額は560億ドルに上るが、イーベイの取締役会は「提案は信頼性と魅力に欠ける」と結論付けた。

書簡の中で、イーベイは提案を検討した要因として以下の点を挙げた。

  • イーベイの単独事業の見通し
  • ゲームストップの資金調達計画の不確実性
  • 提案がイーベイの長期的な成長と収益性に与える影響
  • 合併後の企業のレバレッジ、運営リスク、リーダーシップ体制
  • その結果生じるリスクと機会

特に、資金調達計画の具体性の欠如と、合併後の運営リスクの高さが主な拒否理由となった。イーベイは、現状の事業戦略を維持し、独立した企業としての成長を優先する方針を示した。

ゲームストップは2021年以降、メームストック(meme stock)ブームの象徴的存在として注目を集めてきたが、近年は業績回復に向けた取り組みを進めている。しかし、今回の提案はイーベイの経営陣から「非現実的」と判断された形だ。

出典: The Verge